おおきく、なる、お店。   By Gwadahunter2222

 そのさん。

警告:このお話は大人向けの内容が含まれています。法的な成人に達していない人は読んではいけません。
これは架空の話であり、実際に存在する人あるいは事柄に類似することがあったとしても、まったく偶然のことです。

■3■猫娘・沙苗と、無口な恵


杏子がナナミの提案を受け入れ、彼女と住み始めてから3日が経ちました。ナナミの家は、以前倉庫だったものを彼女の必要に応じて大きな家に改装したものです。そこには、こんな状況が起こったときのことを見越したかのようにたくさんの部屋に分かれていました。

それでも、各自が自分の部屋にしていたので、沙苗の部屋にする空きがなくなっていました。そんなわけで、彼女は恵といっしょに暮らすことになったのです。

ここで住み始めてから、沙苗は自分の外見を新しいものにしたままでした。…つまり、明らかに猫娘のスタイルのまま。身長215cm・バスト130cmDカップ、白いトップスとアンダーを着けているだけ。そして恵のほうは裸で195cm・145cmEカップバストに成長していました。

「沙苗さん、あたし…は、恥ずかしい…です…」 恵は裸のまま、顔を真っ赤にしておろおろしています。
「だいじょうぶ! だれもいないんだから。」
「で…でも…」
「だって、必要なんだよ!? 恵のサイズ、知りたいじゃない?」
「でも…私、自分の裸、見せたくない…」
沙苗はにっこり。 「それ、杏子先輩でも?」
恵の顔はもっと真っ赤になります。 沙苗は急に笑い出しました。
「…沙苗さん!」
「だいじょ〜ぶよ、杏子先輩は恵ちゃんのこと嫌いになったりしないわよ、杏子先輩はもっと好きになってくれるって!」

恵はほほを手で押さえると、くるり、と背中を向けて自分の気持ちを隠そうとします。沙苗は微笑むと、彼女の胸にメジャーを回していきます。

「やった!」
「…あ…ん…沙苗…さん…」
「恵ちゃんのサイズ測るには、これしかないのよね〜」
「…でも…」
「恵ちゃん、もっと大きくなれるでしょ? ナナミさんが言ってたけど、恵ちゃんが望めば、一番大きく、背が高くなれるんだって。恵ちゃん…あたしね…あなたが杏子先輩とあたしに会ったとき、言っていたことを考えたの。」
「えっ?」 恵は振り返り、沙苗を見つめました。

沙苗はほほえんで、話を続けます。
「…あたし、恵ちゃんって恥ずかしがり屋、なんだな、って思ったの。」
恵はどぎまぎしてしまい、笑顔の沙苗から視線をそらしました。
「…わ…わたしは…」 恵は今にも泣き出しそうです。…沙苗が自分の腕の中に自分のことを引き寄せ、胸に抱き留めてくれました。
「だいじょうぶ…恵ちゃんの気持ち、わかってるから。」
恵はもう涙目です…。  「沙苗さん…」
「だいじょうぶ…もうだいじょうぶよ。」




ちょうどその頃、杏子はナナミといっしょに、新宿に向かっていました。
「ね、どこに行くの?」
「アララ、あの場所を忘れたデスか?、キョウコ」
「そういう問題?」
「アナタ、自分の服気に入らないデショ?」
「そうね…もうこれ窮屈で…」
「ソレ、合ってないデスものね。沙苗サンがアナタ用の特製の服を作ったノ。カワイソウに、沙苗サン! アナタのために作った服なのに、気に入らないなんてことを知ったら、きっと彼女、悲しみマスね!」
「冗談はやめてよ! 彼女にこんな服を作れって言ったの、あなたじゃないの!」
「キョウコ、ヒトを指さして話すのは、オギョウギよくナイって、言われまセンデシタ?」
「くうううう…」

この話は、沙苗が彼女のために作った新しい杏子の服のことでした。

杏子は茶色のミニスカートとランバージャケットを着ていました。ブラジャーには乳牛のような黒い斑点があり、パンティと靴下は同じ柄です。靴だけが黒く、首には小さなカウベルのネックレスをつけていて、動くたびにカラ、カラと音がします。…彼女はまるっきり乳牛みたいに見えます。


「あのね、ナレーターさん、ちょっと黙ってて!」

ナナミは彼女の脇にいて、ぴったりした、白い斑点入りの黒いミニスカートをはき、赤いジャケットを着て、ボタンを1つだけ止め大きなバストがはっきり見えています。黒いストッキングと靴がその脚をさらにすてきに見せています。彼女も小さなネックレスを首につけていました。

2人とも、その服がそのグラマラスなボディを強調していました。しかし、杏子のはちょっと目立ちすぎ…今、彼女は身長205cm・バストはなんと155cmのGカップにまで大きくなっていたのですから…。

「なんだか、牛みたいな感じだよ…ナナミぃ。」
「ダイジョウブ、いつも通り振る舞ってれば、ダレも気づかないデス。…もうスグ着きますから」
「うん、やってみる!」
ナナミは微笑むと、「そのホウがいいネ。」

ふたりは歩き続けますが、杏子はナナミが言ったように振る舞うのが難しくなってきました。というのも、一歩歩くたびに、杏子の胸は、ぶるん、ぶるん、と揺さぶられるのです。ナナミを見ると、彼女の胸もおんなじです。
ナナミがそのピンクの髪をなびかせ足早に歩いていると、その大きなバストがゆっさゆっさと揺れ動き、とても色っぽくて、誰もが彼女のことを振り返っていました。

杏子はそれがうらやましくて、同じことをしてみます。すると、周りの人たちが自分に注目しているを感じ、それがとても気持ちのいいことに気づきました。…まるでお話の真ん中にいて、誰もが自分に話しかけてくるみたい…。
ふたりが通り過ぎると、周りの男性たちはみな彼女たちを見、女性たちはみなうらやましそうにしています。

杏子は優越感を感じ、ナナミの後についていきました。

「どうデス? ワタシの言ったことがわかりマシタか?」
「うん…気持ちいいね!」

杏子は自分がどんなに魅力的になったのかを実感し、それが好きになっていきました。


ナナミと杏子は階段を下りていくと、ドアの前で立ち止まります。

「あ…ここって…!」
「そう、ここデス、覚えてマスよね、キョウコ?」

ナナミはドアを開け中へ入ります。杏子は後についていきます。ナナミが明かりのスイッチを入れると、中のようすがもっとはっきりわかります。

「ここだったんだね!」
「ハイ、その通り…“グローイング・バー”デスね」

そこはとても大きな部屋でした。鏡が壁を覆い、大きなハイカウンターと、スツールがありました。その隣には、普通サイズのスツールもあります。…それが彼女の膝の高さくらいしかありません。杏子は床を見つめ、自分がどのくらい大きくなったのかがわかりました。

「わぁ…あたし、こんなにおっきくなってたのね…」
「キョウコ、こっちにきてくれマスか?」
「うん、なに?」
カウンターの後にいるナナミのほうに向かいます。

「なにかしら?」
「ついてきてくだサイね!」 そういうと、ナナミはそこにあるドアを開け、杏子に来るように合図します。

杏子が中に入っていくと…一瞬、自分が見たものが信じられませんでした。

「さァ、ここがアナタが働くところデス」 ナナミはそのキッチンを示します。杏子は笑いながら、ナナミの両腕をしっかりと握ります。

「ありがとう、ナナミ! 私、とっても幸せだよ!」
「気に入ってくれるト思ってましたネ。…でも、今ちょっとやらなければイケないことがありマス。ジャア…」
「オッケー! なにかな?」




ちょうどその頃、ナナミの家では、沙苗が大きくなった恵の新しいサイズを測っていました。彼女はふたりが出かけてからまた少し大きくなっていたのですが、沙苗がいっしょうけんめい説得しつづけても、まだ恥ずかしがっていたのです。

「…あ、あの…沙苗さん…」
「ん? なに?」
「…そ、その…そんなに…大きくなっても…自分のこと…変だと、思いませんか?」
「と〜んでもない! あたしはあたしだもん! あたしの夢はこうなることだったんだから! きっと恵ちゃんも同じように思えるってば!」
「…わたしは…沙苗さんを見たとき思ったのは…とりあえず今は、杏子お姉さんみたいになりたい、ってことだけです!」
「そっか〜。恵ちゃんは杏子先輩が大好き、なんだね!」 「……」 恵の顔は真っ赤です。
「沙苗さん!」
「な〜に?」
「どんなふうに杏子お姉さんやナナミさんに会ったんですか?」
「あら、恵ちゃんにそんなこと訊かれるなんて、うれしいな!」
「わたし、本気ですよ!」
「…。」 沙苗はにっこりと微笑みかけました。
「お願いします!」

「そうだね…どこから話そうかな…ん、じゃあ、あたしがふるさとの大阪を離れて、デザイナー目指して東京に住んだところから、はじめようか…。」
「デザイナーになりたかったんですか…」
「そ。あたし、はじめはけっこう有名な服飾デザインの専門学校で勉強してたんだ…」
「…すごい…」
「でもね…。いくら有名どころで学んでたって、仕事は見つからないもんなのよ…はぁぁ…」
「あ…ご、ごめんなさい…」
「いいのよ…。でね、結局ふつうの会社のOLになったんだけど、そこで杏子先輩に出会った、ってわけ。」
「…そうなんだ…杏子お姉さんといっしょに働いてたんですね…」
「そうなの。杏子先輩はあたしにとっても親切にしてくれた…。たぶん、あたしが杏子先輩に恋しちゃったのって、そのせいかもね…」
「…杏子お姉さんに…恋…」
「おっと…これ、ないしょにしといてね…お願い!」
「はい!」
「うふ…ありがとね!」
「それで、ナナミさんとは…いつ?」
「ナナミさんには、今週会ったばっかり。えと、前のOLを辞めてから、だから火曜日かな? …あたしね、街の中をぶらついて、ショーウインドウに飾ってある服を見るの、好きなんだ。だって、いっちばん流行のものが飾ってあるものね。」
「沙苗さん、私も大好き…」
「そうなんだ! で、その日も自分のお気に入りの店のショーウインドウを見に行ったの。そしたらね、そこにもう一人、先客がいたの…」
「…それ…」
「うん、すっごく背の高い、ピンクの髪の毛の人が。とってもおっきなバストの持ち主で、白いぴっちりしたdockerとジーンズのミニスカートを着てて、黒いブーツの長〜い脚がとっても素敵だったな…。」
「…ナナミさんだ!」
「そ、彼女だったの! あたし、ナナミさんばっかり見ちゃってた…。だって彼女のボディにすっごく惹きつけられちゃって…ナナミさんて、ものすごいグラマーなんだもの…あたし、彼女のサイズが知りたくなっちゃって…。そしたら…」

『あ、ワタシのサイズですカ? 225cm、上から132.5−63−110ですネ…』って。
ナナミさん、あたしの方にそのおっきな、おっきなカラダを向けてきて、笑顔で答えてくれた…」
おまけに彼女、『アナタ、それが知りたかったんデショ?』…あたし、びっくりしちゃって…。

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『す、すみません! …いけない、あたし、しゃべっちゃってたの? …軽はずみでした…』
『ダイジョーブですヨ。…もし、許してホシイだけでしタラ、ワタシと1杯、つきあってクダサイませんカ?』
『あ、は、はい!』
『それジャ、ワタシについてきてクダサイ!』

…それで、あたしはナナミさんについて行ったの。 しばらくして、大きなドアの前にたどり着いた。

あたし、中に入ってびっくりした…だって、壁に鏡がたくさんある、おっきなバーだったんだ…
『この中に、入ってクダサイます?』
『…あ、はい、おじゃま、します…』

で、ナナミさんが、ミルクセーキを持ってきて…。
『あ、ミルクセーキ…』
『おキライですか?』
『いえ、乳製品はなんでも好きなので…』
『楽しんでもらエルと、うれしいデス…』
あたし、それを一口で飲んじゃった。
『オオ、ミルクでできたモノがスキ、っていうのは、ホントですねぇ!』
『わぁ…こんなにおいしいミルクセーキ、飲んだの生まれて初めて!』
…そしたら、なんだか急に身体が熱くなってきて…
『アラ、どーしマシタ、サナエさん?』
『…なんだか、変な気分…』

あたしの耳が大きく、猫の耳に変わっていくの。で、お尻に猫のしっぽが生えてきて、ミニスカートに穴が開いちゃって…。瞳もね、黄色に変わって、まるで猫の目みたいになったの。立ち上がって、鏡の中にいる、変身したあたしの姿を見たんだ…。

『…あ…信じられない…』
ナナミさんは、あたしの後ろにやって来てこういうの。
『コレが、アナタですヨ、子猫ちゃん…』 そして、あたしの耳をなでてくれた。
ナナミさんが、あたしの右耳に息を吹きかけてきて…あたし、とってもエッチな気持ちになってきたの…。

『アラ、まだ変身は終わってナイのよ…』

その声であたしはナナミさんの方を振り返ったの。ナナミさんは微笑んで『マダマダ、終わりじゃナイです』って。

あたし、ナナミさんを見てたら、また身体が熱くなってきて、着てるものが窮屈になってきて…。

ボタンがぱん!ぱん!ってはじけ飛んで、あたしの真っ白なブラジャーが丸見えになった。
乳首がおっきく、かたく尖ってきて、生地を突き上げる。お尻もおっきくなってきて、ミニスカートがぴり、ぴり、って裂け始めて…その音が聞こえてきたの。靴もきつくなって、バリバリってやぶけちゃった…。

エッチな気分がどんどん高まって、濡れてきちゃって…気持ちよすぎて…声がでちゃった…。

そんなあたしのこと、ナナミさんは笑顔でずっと見てるの…。

あたし、どんどん大きくなって、着ているものがぱんぱんに張りつめて…。ブラジャーがぴしっ!と音を立てて千切れ、ミニスカートとパンティが千切れはじめ、残ってる服みたいになっていく…。

あたしはもう素っ裸になっちゃってた。…快感も、身体もどんどん大きくなっていって、…あたしの頭は天井にぶつかっちゃった。

気が遠くなるくらいの快感が身体の中で爆発し、乳首からはおっぱいミルクが溢れ出てくる…。

…あたし、床に座り込んじゃって、やっと、なんとか息をついたの…。おっぱいミルクはまだ溢れていた。
ナナミさんは、あたしの一部始終を、気持ちよさそうに見つめていて、あたしの隣に近づいてくる…。

『サァ、どうでしタ?』
『…す、すごい…。…とっても…すてき…』
『フフフ…気に入ってくれて、うれしいワ、サナエちゃん!』
『あ、あのぅ…』
『はい?』かい 『…あたし…まだ、あなたの名前を聞いてなかった…』
『アラ、ごめんなさい! ナナミといいマス、よろしくネ、サナエちゃん。』
『…はじめまして、ナナミさん…』

あたしは、新しい自分の姿を鏡で見てみた…それで、わかった。
『ナナミさんがお店のウィンドウを見てた気持ち…。そうだよね、こんなに大きくなったら、着るもの探すの、たいへんだし…おまけに、お金かかっちゃうもの…。』
『ダイジョーブ! もう何着か見つけちゃったし、ネ!』

でも、いくらナナミさんがそんなふうに「心配しなくていいよ」って言っても、そう思わずにはいられなかった。

『あ、そうだ、いい考えがある! あたし、ここでデザイナーやればいいんだ! ナナミさんや彼女みたいな他の女の人に服を作ってあげれば…』
『ソレはよい考えデス、けれど、お仕事、アリマスカ?』
『うん…それは、そうなんだけど…ナナミさん、手助けが欲しいと思ったんで…。…あ、でも、あたしが会社辞めちゃうと、杏子先輩、ひとりぼっちになっちゃうか…』
『…そうデスネ、まず、先輩のことを考えてあげた方が、イイと思いマス…』
『そうよね、ナナミさん。あたし、まず先輩に相談して、あしたナナミさんに返事しますね。』
『エエ、それで構いまセン。…でも、も少し楽しみまショウ…』
『…??…』

あたし、そこで見たものが、信じられなかった…。

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「沙苗さん、いったい何を見たの?」
「ナナミさんはぐんぐん大きくなって、その時のあたしと同じくらいになった。おまけにバストはあたしより大きくて…。その大きな身体があたしの上になり、ナナミさんは青い目であたしを見つめてきたの…。

あたしは、彼女の口元に惹きつけられる。

ナナミさんとあたしは、熱いキスを交わしたの…。

ね…もう何も言わなくても…話なんて、飛ばしちゃって、いいでしょ?」

「…ど、どうして?」
「だって、恵ちゃんも…エッチな気分になってきたんじゃない…?」
「…さ、沙苗さん!!」
「だいじょうぶ、あとで教えて…あげるから。」

沙苗は唇を湿らせると、色っぽい気分たっぷりに恵を見つめてきます。…恵はそう、感じました。

「ナナミさんのところから戻ってきた後、なにがあったんですか?」
「家に帰ったわよ…」
「裸のままで?」
「まさか? 元の姿に戻ったよ。そしたら、服も元に戻ってて、何もなかったみたいで…」
「わたしも、同じだったな…」
「たぶん、あたしたちが大きくなった後でも、服は元に戻るんだよ。だから、新しい服を買う必要はないんだよ…」
「そうなんですね、沙苗さん…」
「家に戻った、って言ったよね、で、シャワーを浴びてベッドに入ったわ。それで、翌日会社に行って杏子先輩に会って…」
「ナナミさんとのことを話したわけですね…」
「そ!」
「杏子さん、どんな風に…」
「杏子先輩、自分のことは心配しなくてもいいって言ってくれて、その仕事引き受けちゃえ! って言ってくれた。杏子先輩、とっても親切で、あたしの気持ちを分かってくれてた…。あたし、彼女を置き去りにしちゃうんだ、って心の中で思っていた…でも、彼女は、自分の夢を叶えてね、ってあたしを励ましてくれたの…」
「杏子お姉さん…いい人ですね…」
「うん! あのね…どうして杏子先輩が恵ちゃんを叩いたと思う?」
「・・・・・」
「たぶん…恵ちゃん、次に何が起こるか、分かってたんじゃない?」
「今、沙苗さんが会社を辞めて、ここで働いてるみたいに?」
「は〜い! その通り!」 沙苗は笑顔で応えます。
ふたりは、顔を見合わせて微笑みます。

「さ、こんどは、恵ちゃん、あなたの番よ!」
「????」
「こんどは、恵ちゃんがどうやってナナミさんと杏子先輩に会ったのか、話す番だよ。」
「え? わ、わたし…」
「そう、もっちろん!」
「…わたしが杏子お姉さんを見かけたのは、月曜日、学校に行くときでした…。お姉さんがわたしの横を通り過ぎるとき、とっても惹きつけられて…。振り返ったら、お互い、顔を見つめ合っていたんです…」
「へえ?」
「…なんだかとっても不思議でした…わたしの身体が彼女と触れ合っていたみたいな気がしました…。ずっと長い間見つめ合っていたから、気がついたら、遅れちゃいそうになって叫んじゃって…」
「…いっしょうけんめい走り出して…結局、遅刻しちゃったけど…。でも、ナナミさんに会うまで、それが杏子お姉さんだって気づいてなかったんです…」
「そっか〜。恵ちゃん、さいしょに会ったときは全然知らなかったのね…」
「はい…。もしあのとき、ナナミさんがいなかったら、きっとみなさんとも出会っては、いなかったと思います…」
「ふうん…?」
「わたしが悪い奴らにレイプされそうになったとき、ナナミさんが助けてくれて…」
「うん、恵ちゃんに、たいへんだったよね…」
「だいじょうぶです… ナナミさん、すごく強くって、あいつらをボールみたいに蹴っ飛ばして、まるでサッカーやってるみたいだった…」
「へえ! ナナミさんがそんなに強いなんて、知らなかった!」
「わたしもです! わたし、ぼーっとなって、その様子を見てました。すごく、こわかった。…でも、あいつら、まるで赤ん坊みたいに泣き叫んで逃げていきました。

…ナナミさん、わたしの方に振り返って、怒った顔がとっても優しい顔に変わって。笑顔でわたしに近づいて、その手がわたしの手を取ってくれて…。

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『もう、ダイジョブです…あの人タチ、もう戻って来たくないデショウから…。ワタシは、ナナミです。』

わたしが彼女の手を握ると、わたしが立ち上がるのを手伝ってくれたんです。それで彼女がすごく背が高くて、どんなにステキか、はっきりわかりました。

『ワタシの家、近くなんデスね。そこへ行って何か着るものを探した方がイイでしょう。』
…で、ナナミさんの後についていったところで、あなたと、杏子お姉さんに会ったんです…。」

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「恵ちゃん!」
「はい!」
「あたしたちと会ったとき、あなた、なんて言ったっけ?」

恵の顔が、赤く染まります。

「…だって、ほんとのこと…だから!」
「違う…そんなこと、ないんじゃ…」
「自分で言ったことだし! だれもわたしの心配なんか…両親だって! 離婚するとき、どっちがわたしの保護者になるのか、言い争って…二人とも、わたしのことなんか、いらないって…。
とうとう、二人はわたしを母の友達のところに住まわせることにしたんです…。その友達はとってもいい人なんだけど、すごく忙しくて、いつもわたしは家でひとりぼっちだった…。学校にも友達はいなかったし、先生はわたしのことなんか気にもかけなかった。

いつも夕方遅くに出歩いて…あの男の子たちがレイプしようとしたときだって、わたし…ぜんぜん身を守ろうとしなかった…彼らのしたいようにさせれば、いいって…。わたしに、なにか起きるのが、一番いいんじゃないか、って…思って…。

でも…杏子お姉さんが、私のことを叩いてくれたとき、すごくショックを受けた…。叩かれたのって、初めてだったし、両親だってそんなことしなかった。…お姉さんの言葉は、わたしのこと、本気で心配してくれていた…そんなことも、今までお姉さん以外だれも…わたしのためになんてだれもしてくれなかった…杏子お姉さんが初めてだった…。」

恵の目から涙が溢れてきました。沙苗は彼女の腕を取ると、頭を胸に引き寄せます。

「…だいじょぶだよ、恵ちゃん。もうひとりぼっちじゃない。杏子先輩…そう、杏子先輩に、ナナミさん、それにあたしだっているんだよ…みんな、親友じゃない…。恵ちゃんだって、私たちになら、なんでも話せるでしょ。」
「…ほんとうに?」
「あら、もちろんよ!」
「…ありがとう…沙苗さん…」

しばらくふたりは、そのまま静かに抱き合っていました・・・。

あ、そういえば、杏子とナナミはどうなってるんでしょうね?




「…あたし…もう、立っていられない…ふぅ…。な、ナナミ!」

杏子は疲れ果てて椅子に座り込みます。彼女の身体は汗まみれになり、彼女の大きなバストがテーブルにのしかかり、彼女は顎をその膨らみの上にのせていました。

「アララ、なにを言ってるンデス?」 彼女の脇でナナミは床を掃きながら、そう言いました。
「やらなきゃイケないこと、って、ここの掃除…?」
「選択の余地は、ありまセンヨ。」
「どうして、田中さんに頼まないのよ?」
「彼には家の方の面倒を見てもらってマスし、他にもお願いしたいコト、ありましたカラ。…でも、キョウコの言う通りカモ…。…ちょと、待っててクダサイね!」

ナナミは小走りで入り口を出ると、彼女の後でドアを閉めました。杏子は疲れ果てた姿勢のまま、その光景を見ていました。

「いったい、どこ行くつもりなのかな?」
「−はぁああああああああっ!!!!」

叫び声が上がり、杏子はびっくりして立ち上がります。それは男性で、20〜21歳くらいの若者の声のようでした。

「ぼ、僕は、何をすればいいんです?」
「ダイジョーブ!」
「ナナミ!?」
ナナミの声が聞こえたのですが、杏子は腕を組んで首をかしげます。 「なんだか、気持ち悪いなぁ…」
「キョウコ、解決法を、見つけマシタ!」

ナナミは片手でドアを開け、もう片方の手でその‘解決法’を引っ張り込みます。後から、身長172cmの若者がふらつきながら入ってきます。…学生でしょうか? 短い髪で眼鏡をかけて…まるで『ラブひな』という漫画の主人公・景太郎のようです。リクルートスーツのような服装です。

「た、助けて!」 …なんだか、叫んでますねぇ。

キョウコはそんな彼を、奇妙なものを見るように見つめてしまいます。 彼の顔におびえの色が走ります。

「ひ、ひぃいいいいっ!」
「ナナミぃ、いったい、何をしたの?」
ナナミはいたってあっけらかんと、笑顔で答えます。
「ハイ! これデ問題は解決デス! …何か、オカシイですか?」
杏子は、だんだん腹が立ってきました。
「あのね、問題を解決する、って言ったんじゃ、なかった?」
「アラ、バーを掃除したくナイ、っていったノハ、あなたデスよね?」
「…いや、たしかにそう言ったけど…」
「ダイジョーブ、彼、シゴトを探していタので、見つけてきたンデスから。」
「それ、ほんと?」
「は、はい、そうなんです…。ちょうど面接に落っこちたところで、後から誰かに掴まれた、と思ったら、この人の顔があって…にこにこして、こう言うんです。『わぁ、アナタが、ワタシの欲しかった人材デスね!』って。…それで、気が付いたら、ここに…。」
話をしているとき、彼はナナミの口調を真似していました。

・・・ここで、杏子はナナミのやり方を思い出します。

「あら、ナナミの言い方、うまく真似てるね。」
「アナタもそう思います?」

杏子は、怒りを含んだ目でナナミを見つめます。
「ふざけないでよ、ナナミ!」
ナナミは笑顔のままです。
「ダイジョーブデス、キョウコ。」
それが引き金になり、杏子はぷりぷり怒り出します。
「ふざけてる…ってば。」
杏子は腕組みして、言いつのります。
「説明してよ!」
「アノォ…エっと…ソノ…」 ナナミが、照れ隠しに微笑み…

「たぶん…こゆコトです!」
「きゃああああっ!」
「うわぁあああっ!」

ナナミは杏子のブラジャーに掴みかかると、思い切りはぎ取りました。うすピンク色の乳首がむき出しになります。
かわいそうに、男の人はどばっ!と鼻血を噴き出しました。

「ななな、なにすんのよ、ナナミ!?」
「サァ、彼に、オッパイミルク、あげマショウ! さ、どうデスカ?」
急にそんなことを言われ、杏子はどぎまぎしてしまいます。

「え? そんなことしなきゃ、いけないの?」
「ダイジョーブ!」
「…よくわかんないけど…やれば、いいのね?」

ナナミは微笑むと、その男の人を杏子に引き寄せます。杏子も恥ずかしそうに彼を椅子に座らせ、腕の中に抱き寄せます。
2人の巨大な女性に圧倒され、彼はおとなしく、されるがままになっています。
今の杏子の体格だと、彼の顔はちょうどその凄い膨らみの真ん中に来ています。
彼は真っ赤になって、眼がその大きすぎる房に釘付けです…小さな、少年が、自分のオッパイを見つめている…。
なんだか、お母さんになった気分。

「ねぇキミ、名前は?」

彼も、知らず知らずのうちに、杏子の言いなりになっていました。
「…武史、っていいます。」
杏子はやさしく微笑むと、その巨大すぎるバストを、彼の目の前でぶる、ぶるん、と揺さぶります。
「…ね、武史くん…あたしの、飲んでみたいと、思わない?」
「…あ、は…はい…」

杏子は片方の乳首を彼に含ませました。…ちゅうちゅう…彼が吸い始めるのを感じ、かすかに喘ぎます。
ナナミは椅子に座り、そのようすを見つめています。杏子は武史が自分のおっぱいミルクを飲んでいるのに感じ始め、また、少しずつ大きくなり始めました。靴が裂け、ブラジャーのストラップが千切れ、ランバージャケットとミニスカートがどんどん窮屈になっていきます。パンティとストッキングだけはなんとか持ちこたえているようですが…。

彼女は武史を腕に抱いたまま立ち上がります。そのまま武史は口の中で大きくなっていく乳首を吸い続けていました。
杏子の快感の喘ぎはだんだん強くなり、大きくなっていく身体にジャケットとスカートが音を上げ、びりびりと裂け始めました。パンティとストッキングにも裂け目ができています。あまりの快感に、杏子は床にぺたりと座り込みます。
バストは凄まじい大きさに成長し、武史は精一杯広げた両腕が、片方の房にずぶずぶと埋まっていきます。彼女は腕に彼を抱きかかえ簡単に持ち上げてしまい、彼を膝の上に座らせました。
武史は両手でものすごく膨らんだ乳首の周りをマッサージしながら、ちゅうちゅうとおっぱいミルクを飲みつづけます。杏子はどんどんエッチな気分になり、片手で武史を支えながら、空いている手で自分のあそこを弄りはじめました。
杏子の手つきはみるみる激しくなり、今にもイきそうです。と、全身に痙攣が走り、乳首からおっぱいミルクが迸ります。ミルクまみれになった武史も、あまりの快感に気が遠くなりました。

武史は意識を取り戻し、目の前の光景に驚いてしまいました。

「いったい…な…なにが…」
「面接は、合格デスネ。さあ、今日からココで働いてもらいマス。おめでとう!」
武史はナナミの方を振り返り、そのニコニコしているグラマラスなボディの女性を見つめます。
「…それでネ、ハジメちゃったコトは、終わらせないト、いけません…」
武史は振り向いて、杏子を見てみると…彼女は、焦点の定まらない眼で、あそこと乳首をそれぞれ淫らな液体でびしょびしょにして床に座り込んだままでした。武史は立ち上がり、杏子の豊満なボディを見ようと後ずさります。

「…すごい…すごく、でっかくなってる…!」
「アナタが、彼女のエッチな欲望を刺激したのデスカラ、アナタ自身で彼女を満足させなくテハ、ネ!」
「…そうしたいのは、やまやまですけど…。彼女に必要なサイズなんて…とても僕には…」
ナナミは、謎めいた微笑みを、返してきました。

「ホントに、そう思いマスカ?」
「…いや、だって…僕はこんなに…え? あ…ああああっ!」

突然、武史のズボンが爆発し、途方もない大きさに膨らんだ勃起肉棒と、ふたつの破裂しそうな玉袋が飛び出してきました。武史は驚いて、両手で頭を抱えます。

「…ひぃいいい… ど、どうやって…こ、こんな?」
「コレなら、ダイジョーブですね!」
「い…いったい、僕、どうなってるんですか?」
「アラ、それは彼女に聞かなキャ、ね?」

すると、武史は自分の身体が持ち上げられ、その凄い巨大棍棒が優しくマッサージされるのを感じました。…杏子です。

「・・・う、うわぁああ!」
「ジャ、楽しんデネ…」

杏子は武史の怒張をいとも簡単にふたつの房の間に挟み込み、はみ出した先端をしゃぶり始めました。武史の身体はその凄まじい膨らみの重みに押しつぶされそうです。杏子のおしゃぶりがあまりにも強烈だったので、武史はあっという間に彼女の口の中へ大量に放出してしまいました。すごい勢いで弾き出される白い奔流を、彼女はやすやすと飲み込みます。
さらに彼女は休みなくその剛直棒を飲み込み、なめ回すと、みるみる硬さが蘇っていきます。彼女は武史を床に寝かせると、その野太い怒張肉棒にのしかかり、自分の中に飲み込んでいきました。
大きな喘ぎが漏れてきます。武史もその巨大な砲筒がぬるぬるした膣肉に飲み込まれるのを感じ、腰のあたりが引きつるような快感を感じます。
杏子はすぐに動きだし、それに伴って大きなバストがぶるんぶるぅん、と揺さぶられ、おっぱいミルクがバーの中に溢れていきます。そのミルク、ナナミはまるっきり放ったらかしです。

「…さっき、キレイにしたばっかりナノニ、またミルクまみれになっちゃッタカ…。ふぅ…。マ、気にしない気にしない…また、ダレかがなんとかしてくれマス。さて…ワタシもまぜてもらってもイイけど、今はやらなくテハいけないコトがありますネ…。」

ナナミはどこからか、ポータブルコンピュータを取り出すと、データのチェックを始め、確認すると微笑みました。
「あ、そうダ、田中サンが待ってるんデシタ。間違ってないとイイんデスガ…そうでないと、後悔しマス…」
彼女は杏子を見て、笑顔を見せます。
「たぶん、楽しくなる、ハズデスネ!」

杏子の動きはどんどん早くなり、ばるん、ばるん、と揺れる豊満なバストからはどんどんミルクが溢れています。じゅぶ、じゅぶ、と淫猥な音を立てる肉筒がくくっ、と痙攣し、イく前兆を感じた武史は、杏子の巨大なボディも自分のモノを締め付けてくるのを感じました。杏子が叫び声を上げるのと同時に、激しい迸りが彼女の膣奥に打ち付けられ、乳首のおっぱいミルクが勢いよく噴き出します。

「・・あ、あああああんんんんんっんんっ!」

二人とも、そのまま眠りに落ちていきました。ナナミは杏子のバストから武史を離し、溢れるおっぱいミルクをしゃぶります。その間、杏子はとてもエッチな吐息を漏らしていました。。

「…キョウコは、ワタシに力をたくさん使わせるけど、この幸せソウな笑顔を見られるナラ、後悔なんテ、しないデス…。」





同じ、その頃。

成田空港で、田中さんがある人を出迎えに行っていました。

「よい旅でしたでしょうか、カオルさま?」

田中さんが挨拶をしたひとは、一見子どもに見えます。ピンクのショートヘアに青い眼。その子はアメリカのラップ歌手のような衣装を着ていました。大きめの白いTシャツに、青い、これまた大きなボタンのないジャケット。下は青いバミューダと白いソックスにバッシュ…。田中さんにほほえみかけます。

「うん、楽しかったよ、田中。」
「そうですか、それはうれしゅうございます、カオルさま。」
その子は、あたりを見回します。
「あれ、妹は、どこにいるの?」
「ナナミさまは…ちょっと片づけなければいけないご用があるとかで…あなた様には許して下さいと…」
「ボクに会えない方が、楽しかったりして…」
「いえいえ、とんでもない…」
「フム、ま、いいか、今回は許してあげる。でも、次は容赦しないよ…」
「はい、もちろんです、カオルさま!」
「それじゃ、いこうか、田中。」
「はい、カオルさま。」
「荷物、頼むねっ!」
「はい。」

・・・いったい、この子どもは、だれなんでしょう? わたくし、ナレーターが知っているのは、彼もナナミの親族だ、ということだけです。どうして彼が東京に来たのか…。なんだか嫌な予感がしますが…。
それでは、沙苗と恵のことに戻ってみましょう。




「大丈夫?」
「…はい。」 沙苗は、恵を見つめ、ほほみます。
「こっちのほうが、好き! ね、恵ちゃん、あたしがナナミさんとしたこと…見てみたい?」
恵は、真っ赤になりながらも、「はい…」と答えます。

沙苗は恵のあそこをなで始めます。恵はすぐ吐息を漏らし始めました。沙苗と恵は互いに情熱的にキスを交わします。ふたりとも床に倒れ込み、そのままキスを続けます。
沙苗は恵の上になり、恵の両脚の間に手を入れていくと、恵はエッチなため息を漏らしはじめます。彼女の乳首は硬く尖り、沙苗は右のオッパイをもて遊び、唇で愛撫し、さらに左の乳首に吸い付きました。
恵は自分の身体が大きくなっていくのを感じ、バストがおっぱいミルクで溢れてくるのを感じました。彼女はすごいボディになっていきます…。沙苗はまるで彼女の上に乗った子どものようです。

「あら…恵ちゃん、とってもおっきくなってる…うらやましいな…。あたしも、大きくなりたい…」

その言葉が終わらないうちに、沙苗も身体が大きくなり始めます。ブラジャーがびしっ!と音を立て、パンティが千切れます。…何秒もしないうちに、恵より大きくなってしまいました。

「うん、あたし、このほうがいいね…」
恵は自分の左のバストを持ち上げます。
「…わたしのオッパイ、沙苗さんのより、おっきい…」
「恵ちゃんのオッパイ、ミルクのにおいがするからね…おっきくなってるんだよ。あたし、おっぱいミルク大好き…」

沙苗はそういうと、恵の左の乳首に吸い付きます。それは見事に大きく膨らんでいて、恵はさらに喘ぎ声を漏らしていきます。自分の左手で股間をまさぐり、オナニーを始めます。同時に空いた手で右のバストを揉みしだきます。彼女の双乳は、どんどん大きくなっていき、沙苗もさらに激しく愛撫していきます。

恵は、沙苗が口に含んでいる自分の乳首からおっぱいミルクが溢れてくるのを感じました。沙苗はいっしょうけんめいに恵のおっぱいミルクを飲み干そうとして、おなかが軽く膨らむほどです。沙苗は自分のバストを揉むのを止めて、可愛く膨らんだおなかを撫でました。胃の中のこの感じ…彼女はとても気に入りました。おなか一杯ミルクを飲むこと…それは彼女の夢でしたから、とてもうれしかったのです。
恵も沙苗のおなかが自分のミルクで膨らむのを感じ、自分のしていたことを止め、沙苗と一緒にそれを優しく撫でてあげます。

「……すごいです、沙苗さん…おなか、わたしのミルクで、ぷくって、ふくらんでる…」

沙苗はおなかをなで回すのをやめ、今度は恵の大きな右のおっぱいに吸い付いて、ちゅうちゅうと飲み始めます。

「…あ、ああん…さ、沙苗さぁん…!」

恵はあまりにも気持ちよくて喘ぎ声も大きくなります。自分のおっぱいミルクが沙苗の口の中に迸り、手を沙苗のおなかに触れると、さらに膨らんでいくのを感じます。それをうらやましそうになで回す恵…。
沙苗は9ヶ月の双子の妊婦のようになり、猫娘になっているそのしっぽは、ありとあらゆる方向に動き回っています。でも、彼女は自分の見た目なんか気にしていません…というのも、彼女にとって今大事なのは、出来るだけたくさんミルクを飲むこと…。おなかはさらにどんどん大きくなり、恵はその大きなおなかに自分の身体が圧迫されるのを感じ、それを心から楽しんでいます。
とうとう恵は絶頂を迎え、その強烈な快感に身をゆだねます。ミルクがすごい勢いで迸り、沙苗の口の中を一杯にし、彼女をさらに巨大な身体に膨らませていきます。沙苗は恵のおっぱいミルクを全部飲み干すと、床に座り込み、膨らんだおなかを、満足そうにポンポンと叩きます。

「ぷふぅぅううう〜っ!」
「…沙苗…さん?!」
「ごめんね、恵ちゃん…あたし、おっぱいミルク飲み過ぎちゃったな…。もうおなか一杯で…パンパンだね。…でも、すごく…エッチな気分…。」
 沙苗はくすくすと笑いながら、瞳の中に欲望の色をたたえ、おなかをなで回しています。

「…わたしのおっぱいミルク、全部飲んじゃったみたいですね…」
「そうだね! でも杏子先輩みたいにはいかないね…先輩の時は、あたしがどんなにたくさん飲んでも、それよりたくさん、おっぱいミルク、もっともっと出てきてたもの…」
「思い出しますね…わたしたち、飲める限り、最後までがんばったけど…杏子お姉さんのおっぱいミルク、ぜんぜん止まらなかったですよね…。どうしたら、あんな風になるのかな…」

沙苗は、またにこにこと微笑みます。〜「恵ちゃんには無理よ、まだ若いから、ね。」
「そうですね、沙苗さんの言う通りかも…。でも、ナナミさんとシたの…沙苗さんが変身した後じゃ、なかったでしたっけ?」
「ううん! …そうなんだけど…」 沙苗は自分のしっぽを右手でつかみ、恵に見せながら言いました。〜「あれからあたし、ナナミさんとこのしっぽで遊んだの…」
恵は、胸のドキドキを感じながら、聞いてみます。「沙苗さん、…が?」
沙苗はにっこりすると、うなづいて返事をします。
「だいじょぶ! あたし、恵ちゃんにはそんなこと、しないわ。…だって、まだバージンだもんね…」
「…さ、沙苗さん!」
沙苗はくすくす笑いながら両脚を脇に寄せ、濡れそぼった蜜壺を恵に見せました。
「ほら…ね! …恵ちゃんが、あたしを…こんなにエッチにしちゃったのよ。」

恵は子猫のような格好で沙苗に向かうと、沙苗のしっとり湿ったあそこに近づき、両脚に手を掛けるとそれをなめ始めます。沙苗は気持ちよさそうに眼を閉じ、ため息をついています。大きく膨らんだ右のバストを揉みながら、左手はぷっくりふくらんだおなかをなで回して…乳首がピン!としこり立ち、しっぽが可愛く、ひゅ、ひゅっ、とはね回ります。

沙苗は恵の舌が自分の中をまさぐるのを感じ、さらにエッチな気分になっていきます。
恵は沙苗の濡れる肉壺からあふれる淫液をすすり上げ、左手で自分の膣肉をなで回し始めます。ぴ、ぴっ、と吹き出す沙苗の愛液で、恵の眼鏡はびしょ濡れです。

沙苗はみるみる快感の絶頂に包まれていき、吐息が叫びに変わっていきます。自分の右の乳首をつまみ、膨らんだおなかをけんめいに揉み込んでいきます。…恵は彼女の身体にぶるぶるとふるえが走るのを感じました。

「あああああんんん…!」 沙苗は大きく叫び、強烈なオーガズムが全身を貫きました。恵の顔にほとばしる愛液を浴びせ、眼鏡が淫汁にまみれました。沙苗の両方の乳首からおっぱいミルクが噴き出し、おなかは小さくなり、元に戻っていきます。

「イっちゃったら、おなか、元の大きさに戻りましたね、沙苗さん!」
沙苗は平らになったおなかをぽん、ぽん、とたたき、笑顔で答えます。「たぶん、恵ちゃんの言う通りだね…」

沙苗は立ち上がります。

「ね、メジャーで測るのを続ける前に、お風呂に入った方がいいかもね、恵ちゃん…」^_^
「そうですね、沙苗さん。」^_^
ふたりは、にっこりとほほえみを交わします。

沙苗は恵が立ち上がるのに手を貸して、バスルームへ向かいました。…長いお風呂になりそうです。

さて、ちょうど同じ頃…




杏子はシャワーを浴び、肩にタオルを掛け、着るものを身につけているところでした。〜乳牛のような斑点のある、ふわふわした毛のブラジャーとパンティです。

「…こんなところに、シャワーがあるなんて、知らなかった…」
ナナミは笑顔で答えます〜「デショウ? 便利かな、と思ったんデス。」
杏子は右目でウィンクすると、明るくこう答えます。
「すっごい、いいアイデアだよね!」
「あのう…僕も、シャワー使って、いいですか? ぐすっ…」  …かわいそうな武史くんもそこに加わります。
彼はそれまでずっと床掃除をして、ようやく終わったところでした。 顔は涙目になっています。T_T

杏子とナナミの2人は、いたずらっぽい笑みを浮かべて彼を見つめ、声を合わせて命令します。
「だ〜め! まずはここをキレイにしなさい! バーが汚れてたら、あなたのせいだからね!」
「ええっ!? …これ、僕のミスじゃないですよう…」

杏子が彼のところへ歩いていきます。一歩歩くたびその凄まじい胸の膨らみがばうん、ばるぅん、と跳ね回ります。そして、彼の目の前で、ぴたっ、と立ち止まりました。武史はゆっくりと頭を上げ、その豊満な胸の谷間越しに杏子の顔を見つめました。彼女は、脅すような目つきで彼を睨みます。

「それじゃ、あたしのせいだ、っていうの?!」
武史は、すごい圧力を感じました…。
「…え、あ、その…い、いえ…そんな…」
「こういう場合、バーの中をキレイキレイにするのに、あなたも異存ないわよ、ね!」

杏子は笑顔を見せると、下着をつけるのを再開します。
武史は何も言わず、ただ涙目になって掃除を続けました。…かわいそうな、武史くんの、長く、苦しい人生が、ここから始まったのです…。

ナナミはくすくすっと笑って杏子をなだめます。
「フフッ、ちょっとカレには厳しすぎマセンか、キョウコ? まったく間違ってるワケじゃないのは、アナタもわかってるデショ?」
杏子も、にやり、とナナミに笑いかけ、こう返してきます。
「あたしに掃除させる、なんて…彼、紳士的じゃないと思うけどな〜」
「ワァ、彼をトコトン使おうと、してマスネ?」
「そ! だって彼、あたしのか弱い手が荒れてほしくないから、やってくれてるんだもん…ね、武史くん?」
「…え、あ、はい!はい! そりゃ、もう、杏子さま!」
「君って、すてきよね!」
そう言うと、杏子はナナミに向かって、
「ほら、ね!」
「マァ、そういうことにシテおきまショウか…。」
(…最初は反対してたノニ、今は、こんなに奴隷みたいニ彼を扱うとは、思ってもみなかったデス…もう、ビックリですネ!)
 ナナミは、思わず心の中でつぶやいていました。

「ね、ナナミ!」
「はい?!」
「田中さん、朝、どこに行ったの?」

と、突然ナナミは何事か思い出したようです。

「ア、いけナイ!」
「え?」
「カオルが!」
「…って、誰?」
「キョウコ、ワタシたち、今すぐ家に帰らなくチャ!」
「…どして?」
「説明ハ、あとデ! 急がないト…武史サン!」
「は、はい?!」
「ココに残っててもらって、イイですカ?」
「ええ、もちろん…ナナミさん?」
「アリガト。武史サン、イイ人ですネ」

ナナミと杏子は服を着終わると、可哀相な武史くんT_Tにバーの留守番をしてもらって、出かけることにしました。




その頃、ナナミの家では…恵は自分の姿を鏡に映しています。彼女はウエイトレスの衣装を身につけて幸せそうです。今、彼女の身長は2m5cmにまで成長しています。
「うん、かわいい…かな…」
沙苗はくすくす笑って、「あらあら、恵ちゃん、とっても幸せそうだね…そんなにお気に入り?」
「ありがとう、沙苗さん…」
ふたりでふふっ、とくすくす笑いを交わしていると、ドアが開く音がしました。
「あら、誰かしら…?」
「たぶん、田中さんじゃないかな? 恵ちゃん、田中さんにその可愛い姿を見せてあげましょうよ、ね!」
恵は、急に恥ずかくなったのか、「え…あの、わたし…そんなにかわいいなんて…思ってなんか…」
「だいじょうぶよ! どっちみち、いろんな人に恵ちゃんのその姿を見せることになるんだから、ね!」
「…え、ええっ?! そんな…は、恥ずかしい…」
沙苗は彼女の手をとってこう励まします。「さあ、いこ、恵ちゃん! その内気な気持ちに負けないで!」
「さ…沙苗さん! わたし…こ、怖い…」
「…んもう、だいじょぶだって! 男の人から見れば、女性が魅力的でありたい、って思うかどうかって、すごく大事なことなのよ…」
沙苗に引っ張られるようにして、恵は田中さんにその姿を見せに向かいます。

「おかえりなさい、田中さん! …あれっ?」
「ただいま帰りました、沙苗さん。おや、恵さんに衣装をお作りになられたのですね。…よく、お似合いですよ、恵ちゃん。」
「あ…ありがとうございます、田中さん!」 どきまぎしながらですが、恵はうれしそうな笑顔です。

田中さんといっしょにいた子どもが話しかけて来ました。〜「ふぅん…きみが、恵かい?」
「…は、はい!」
「田中さん、この子、誰なの?」
「おお、すみません! ご紹介するのを忘れておりました。この方は、カオルさまです。」
その子があいさつします。「あ…お嬢さんたち、お会いできてうれしいです。」
沙苗と恵も、その子に挨拶します。「私たちも! はじめまして、カオルくん!」
その少年がはじけるように笑い出しました。…それを聞いて、沙苗はムッとします。
「…なにが、そんなにおかしいの?」
「ごめんなさい、沙苗‘ちゃん’。きみのせいじゃなくて、誰だってボクをみれば子どもだって思うし。…てことは、妹はボクのことについてまだ説明してないんだね(笑)。」
「…あの、‘妹’…ってことは…」
「はい、そうです! 恵‘ちゃん’! ボクはナナミより年上なんだよ。」
心なしか、その子の顔に不吉な翳りが…。
「それに、ボクは…」

「カオル!」

みんな、声のした方を振り向きます。

「遅かったじゃないか、ナナミ!」
「ご、ごめんなさい…」
「しょうがない。田中さんが許してくれ、って頼んでたから。」
「わたくしたち、ちょうど今ここに来たところです、ナナミさま。」

カオルはくくっ、と笑いをかみ殺しながら、「そう、ちょうどこの人たちにあいさつしたところ。とっても素敵な人たちだね。君の後ろにいる、おっぱい牛ちゃんが、杏子さんだね。」

ナナミは何も言えず、びっくりしてただカオルを見つめるだけでした。…杏子はそのカオルの言葉に怒りを覚えます。
「あのさ、今なんて言った、ちび男子?!」
カオルは笑顔を見せて、「ああ、おっぱい牛ちゃん、って言ったんだけど…」
その言葉で、杏子はかぁーっと頭に血が上りました。「…あんた、我慢にも限度があんのよ!」
ナナミが思わず彼女を止めに入ります。「ヤメテ、杏子!」

カオルが意地悪い笑顔を見せたと思うと、突然、杏子は自分の胸が盛り上がるのを感じ、次の瞬間、ブラジャーがはじけ飛びました。みるみる大きくなるバスト。あまりにも重くなり、杏子は床に突っ伏してまいます。…彼女の乳首からはおっぱいミルクが吹き出してきました。

「田中サン、早く!」
「はい、ナナミさま!」
吸引カップが2つ現れ、杏子の乳首にすっぽりはまると、ミルクを絞り始めました。杏子はうめき声を上げます。
「ありがとう、田中サン!」
「これくらい、いかほどのものでもありません…」
「いつも、やることが素早いよね、田中さんは!」
「アナタみたいに振る舞う必要もナイと思いマスけれどネ、カオル!」
カオルは表情も変えずに答えます。「ボクはただ、このおっぱい牛ちゃんに、だれがご主人様か、分からせただけさ。」
「このぉ、小僧!」

カオルの左足が杏子の右の胸を踏みつけてきました。「ああっ…うぅん…」苦しそうな、それでいて、少し快感の混じった、あえぎ。
怒りの表情で、ナナミはその様子を睨みつけます。でも、だれも手を出すことができません。カオルは杏子の髪の毛をつかみ上げ、彼女の口から悲鳴が漏れます。カオルはもったいぶった口調で話し出します。

「みんな聞け! このおっぱい牛にさっき言ったように、ボクはカオル。ちっちゃい男の子に見えたとしても、ボクは女の子だ!」

ナナミと田中さんを除く全員が、その言葉にびっくり。カオルはナナミを指さしてこう続けます。
「…それに、こいつはボクの妹! わかったか、おっぱい牛!」
みんなびっくりして…畏れを感じながらその光景を眺めていました。

ナナミは瞳の中に怒りの色をたたえ、じっと‘姉’のことを見つめます。
(…この借りハ、必ず返すワ…カオル! )

彼女は、そう心の中でつぶやきました。・・・ちょっと、よくない雰囲気です…。


>つづく<





[次回予告]

さて、カオルの正体と、その力についてはもうおわかりでしょう。

… 杏子はいったいどうなるのか?
… ナナミはこれからどうするのか?
… グローイング・バーはオープンすることができるのか?
… 武史くんを自由の身にしてくれる人はいるのか?

その答えは、次回「ダーク・ルーム」で!
パワフルな闘いを見る覚悟、しておいてくださいね…






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