おおきな、ロシアから来た留学生のおはなしのつづきが、きゃべったさんからとどきました。ありがとうございます。


【ロシアからの、留学生】 さく: きゃべったさん

 その5    2007.Aug.03



「ふぅん…ここが、『げーむせんたー』というところ…か」
「う、うん…」

『Apio』店内に一歩踏み入れたティーナの驚いたような呟きに、僕は答えました。
初めて入ったゲームセンターにティーナは興味津々のようで、目を大きくさせながら店内を見渡しています。
とっても興味津々で、好奇心いっぱいに目をきらきらさせて辺りを見回す、ティーナの無邪気な姿。

それを見上げながら、ぼくはふと気がつきました。
(あ…そうか。…もしかしてティーナったら、自分ひとりじゃ来られないから、ぼくを、さそったのかな…)

大きなホールの中に立ち並ぶゲーム筐体をきょろ、きょろ、と見回して、今にもそのどれかに飛んで行ってしまいそうなのに、
入り口に入るときに握った彼女の大きな手は、僕のちっちゃな手をしっかりと握ったまま。
そこから先に進もうとはしていません。

僕が案内してくれるのを、待ってるみたい…こんなに大きな大きなボディの持ち主だけど、やっぱりティーナはまだまだ恥ずかしがりやで、ほんとは男の子にエスコートしてもらいたい“女の子”なのかも…。


なんて、勝手な想像をしていると、ホールの中には、ゲーム機のBGMに混じって、ざわざわと驚いている声があちこちから聞こえてきました。

「な、なんだあの女…」
「でけぇ…」
「…そ、それより、あの胸…。見てみろよ、ビーチボールでも詰め込んでるのか?」
「す、すごい…大きいだけじゃなくて、あの筋肉も…ボディービルダーみたいに盛り上がってて…」

店内にいたお客さん達の視線が、一斉にティーナのモンスターボディに注がれます。

2週間前、告白した僕に彼女が恥ずかしがりながら教えてくれた身体のサイズは、
身長250cm、体重は297kg。それからスリーサイズは上から302−88−173。
身長180cmの大柄少女だったとしても、バスト217・ウエスト63・ヒップ124の、スーパーグラマラスボディ。

そのとんでもない巨体が、この2週間でさらに一回り大きくなっているのが僕には分かります。
特にバストの成長は、ティーナが毎日甘えるように僕の身体を挟み込んでくるため、身を持ってその成長を実感しています。

今にもタンクトップを引きちぎりそうなほどに盛り上がり、下乳が3分の1ほどもむき出しになった、豊満すぎる双つのロケットカーブ…。
ゲームセンターの中で、そのはち切れんばかりのボリュームに遠慮なく注がれる、たくさんの視線…。
僕はちょっと心配になって、店中の視線を一身に受けているティーナを見上げました。

さっき外で、『もう周りからどんなに見られても大丈夫』とティーナは言いました。
でも、これまで嫌だった周囲からの好奇の眼差しを、そんなに早く克服できるものなのでしょうか?

「…ティーナさん、大丈夫?」
「ん?」
「いえ、その…周りの視線が…」
「…ああ、心配してくれていたのか。修弥はやっぱり優しいな」

見上げた僕にティーナは、そう言って柔らかな笑顔を僕に向けてくれました。

「さっきも言っただろう。私はもう、修弥が大好きだと言ってくれた自分のこの身体に自信を持っている。
 だからそんなに心配しなくていいぞ」
「う、うん…」

どうやら本当に、ティーナは大丈夫そうです。

「ふふふ…心配してくれてありがとう、修弥。その優しいところが、私は大好きだ…」

ティーナはグググッと身を屈め目の前で優しく囁きかけてくれます。
ふぅわりと、彼女の身体から立ち上る香り…デートのためにつけてくれた香水でしょうか。
ふだんティーナに抱かれたときよりもさらに甘く、吸い込まれるような感じがします。
ぼーっとする僕の顔を楽しそうにのぞき込むと、ティーナは柔らかくて大きな唇を僕の唇に重ねてきました。

「んぐっ…」

唇は軽く重ねられただけですが、そうするだけでボリュームたっぷりの巨大なバストがぐいぃぃん、と押し付けられ、僕の身体の殆どがその猛烈な膨らみに押しつけられてしまいます。

圧倒的な彼女の巨大な身体。少し斜めに立っていた僕の上半身は、彼女の大きな大きなバストのを柔らかく押しつぶしています…
普通の女の子なら、僕の胸板で両方のバストを受け止めるところですが、ティーナの豊満なボディの前では、まるで僕は赤ちゃんサイズです。
彼女の凄まじいボリュームのバスト、その一方のトップだけで僕の胸元全体が包み込まれていました…。

僕は自分でも顔が真っ赤になっているのが分かるぐらい、胸の鼓動が早くなっていきます。

ゆっくりと唇を離し、そんな僕に、可愛く一度ウインクをすると、しゃがんでいた姿勢から、ゆっくりと立ち上がるティーナ。
ゆっさ、ゆっさ、とゆったりとしたリズムで揺れながら、重々しく上昇していくスーパーバスト。僕を包み込んでいた途方もない肉塊は、僕の頭上高く持ち上がっていきます。

まだキスの魔力に魅入られてぼーっとしている僕を見て、ティーナは思い切ったようにうん、と軽くうなづくと、颯爽と歩き出しました。
…あれれ? どうやら、さっきの想像ははずれ、でした…
(ここからエスコートして、かっこいいところを見せようとしたのになぁ…)
でも、僕はこういう、とっても元気なティーナも大好きです…

彼女が一歩進むたびに、天賦の才と常識外れのトレーニングで鍛え上げられ、ビルドアップされた全身の筋肉が軽やかに躍動し、その巨体の中にあってもさらに桁外れにでかい爆乳は、まるで別の生き物のようにブルンブルンと跳ね回ります。

僕はティーナのキスに一瞬ボーと立ち尽くしてしまいましたが、いつもの調子でティーナが僕をずるずると引きずり始めたとたん(彼女には、僕の体重などないのと同じなんです)、意識を取り戻すと慌てて小走りになってティーナの横に並んで歩けるよう、追いつこうとしました。

ティーナとしては普通に歩いているつもりなのかもしれませんが、股下130cmというとてつもなく長い足を持つ彼女は、普通に歩くだけでもかなりの速度になるのです。


そうやって悠然と歩みを進めていたティーナが、一台の遊具の前で止まりました。

「修弥、これはなんだ?」

彼女が立ち止まったのは、テーブルの上に大きなミットが突き出た機械の前でした。
その後ろには、ボクサーのイラストとアニメーションが映し出された画面が表示されています。
これは…

「パンチングマシンですね」
「パンチングマシン?」

僕の答えに鸚鵡返しのように答えて、ティーナは興味津々といった表情で画面と大きなミットを見つめています。

「えーと…そうだ、やってみせますね」
僕が早速100円玉を2枚投入すると、画面が大きく変わります。

やけに派手なファンファーレと歓声に包まれて画面に現れたのは、かなり痩せている体型をした一人のボクサー。
さらに画面の左上には、【ミニマム級】というボクシングの階級が表示されています。…ライトフライよりもさらに小さい、いちばん下の階級です。
僕はそれを確認すると、備え付けられていたボクシンググローブを手に嵌めました。
このゲームをやるのは初めてですが、何度か他の人がプレイするのを見たことはあります。
僕はそれを思い出しながら、一度深呼吸をした後、力一杯目の前のミットを殴りました。

バスンッ
乾いた音と共に、ミットが少し後ろに後退し、画面のボクサーの上に“Bang!!”という文字がアニメーションで動き回りました

すると…
「ん?…ボクサーが怪我をした?」

ティーナの言うとおり、画面のボクサーの顔は腫れ、絆創膏が付けられています。

「そう、こうやってダメージを与えると、ボクサーが変化していくんです。それで…」

さらに僕はもう一発、すでに起き上がっていたサンドバックを叩きました。

バスンッ!

「おお、やったな修弥!倒したぞ!」
僕のパンチで崩れ落ちるように倒れたボクサーを見て、まるで自分のことのように、ティーナは喜んでくれました。

「ありがとうございます、ティーナさん。よーし、次も頑張りますよ!」

ティーナに褒められて、ついつい調子に乗って僕はサンドバックに向き直ります。
画面の方では【ライトフライ級】という、ミニマム級の次に重い階級ボクサーが現れています。
僕は全力で、立ちふさがるボクサー達に挑みました。

しかし…普段ケンカとか殆どやらない僕です。
何とか【ライトフライ級】【フライ級】【スーパーフライ級】まで倒したのですが…

「ほら頑張れ修弥、もう少しだぞ♪」

ティーナの楽しそうな応援を受けて、僕は画面のバンダム級の選手に3度目のパンチを打ち込みます。
たしか、体重がちょうど僕くらいの、53〜4kgの階級だったかな…
これまでの2度のパンチで顔を腫らしたりはしているものの、ボクサーはまだ余力を残していそうな表情でファイティングポーズをとっています。

バスンッ!
握りしめたこぶしがびりびりと痺れると、ハンドミットが少し深めに傾くと同時に、画面の中のボクサーもよろよろと体勢を崩します。しかし…

「む、持ちこたえた?」
ティーナの言う通り、ボクサーは倒れずに体勢を立て直したとたん、初めて右腕を振り上げてパンチを放ってきました。

ズ、ドーーーーーン!

大きな音がスピーカーからすると、画面には≪YOU LOSE≫の文字が。

「うわぁ! 負けたぁ………。」

続いて電光掲示板に数字が踊り、僕が放ったパンチの数値が表示されていきます。全部表示された後、中で最も強力な一撃は文字が大きくなり、赤く点滅しています。

「…85kgね…まぁまぁ、かな…。えっとティーナさん、とりあえずどんなゲームかわかりました?」

グローブからまだ痺れが残っている手を引き抜いて、僕にしては上出来かな、なんて思いながら後ろを振り返ると、ふわっ、と暖かな感触が僕の頭全体を包み込みました。
見上げると、それはティーナの大きな手。ぐい、ぐい、と僕の頭をなで回し始めました。

「ティーナさん?」
「よくがんばったな、修弥…そんな小さな身体で、たいしたものだ。」

頭を包んでティーナの手の動きは、彼女にしてみれば軽い‘なでなで’にすぎないのでしょうが、僕にとってはかなりの圧力とパワーです。
しっかりと首筋に力を込めていても、大きな手がもたらす左右の動きに逆らうことも出来ず、かくん、かくん、と揺さぶられています。
パンチを繰り出して少し乱れていた髪も、その動きのせいであっというまにもみくちゃにされました。

「…てぃ、ティーナ、その…ちょ、ちょっと…」
「…ん? …ああ、すまない…少し力が、入りすぎたか? 許してくれ…」

自分のパワーに気づいたティーナは、僕の頭をなでるのをやめ、人差し指で前髪を整え、他の指先を使って乱れた髪をきれいにとかしてくれました。

「…じゃあ、今度は私の番だな…」

そう言うと、ティーナは僕の頭から手を離しました。僕は持っていたグローブを渡そうとしますが、彼女はそれを機械の上に戻すと、何故かサンドバックの正面にではなく横に立ちました。

「え?」

不思議そうに見上げている僕に身体を向けると、ティーナはゆっくりとひざまづいて、優しく、自信に満ち溢れた顔を向けて頷きました。

「ふふふっ、これでいいんだ修弥。もしこんな身体の私が普通に殴ってしまったら…この機械はどうなってしまうと思う?」

ティーナはただでさえ丸太のように太く逞しい腕をグッと曲げると、モリモリと筋肉がさらに盛り上がっていき、あっという間に僕の太股よりも分厚い塊が、うっすらと静脈を浮き立たせてバンプアップしました。
その厚みは、どう見ても20cm近くはあります…。
この規格外のパワーの持ち主であるティーナが、いくら丈夫に作ってあるとはいえ一般人用のゲーム機を殴ったりしたら…
おそらく筐体全体で100kgはあるゲームマシンは、まるで空のダンボールを殴ったかのように吹っ飛び、一撃で鉄屑になってしまうでしょう。

「だから、手ではないが…これで修弥の敵をとってやるぞ」

そう言ってティーナは、まるでアドバルーンのように巨大で丸い二つの膨らみを両手で下からグッと持ち上げると、手を離して自慢気にぶるぅぅぅぅんと大きく揺さぶって見せました。
膝を立てた姿勢になると、250cmの超巨体のその胸元が、ちょうど機械のハンドミットの高さになっています。 機械の正面に立ったら、ティーナの分厚い胸板から1m近く突き出ているスーパーバストのせいで、ハンドミットやその奥のディスプレイなんて、まったく見えなくなっていることでしょう。

「え…そ、その…お、お、おっぱいで?」
「ああ。私も本気でこの大きなバストを本気で振り回したことはないから、どうなるか分からないが…修弥が毎日触ってくれてどんどん成長しているからな…」

そんなことを呟きながら、タンクトップからはみ出した下乳辺りを自信たっぷりに揉み回すティーナ。逞しい腕とは対照的に、巨大すぎる乳肉は手の動きに合わせて、もみゅん、むにゅん、と柔らかく形を変えています。

弾力溢れる、途方もない大きさの、ロケットおっばい…。ごくり…僕は、思わず唾を飲み込みました。

「んふふ…私のバストの力がどれだけ凄いものか…修弥も興味があるだろう?」

悪戯っぽい笑顔を浮かべながら、自信満々に突き出されたおっぱい。膝立ちしているため、もにゅむにゅと形を変える光景は僕のちょうど目の前で繰り広げられていました…その姿に圧倒されつつも、僕の目はまっすぐ、その柔らかミサイルに釘付けになってしまいます。

…確かに以前、本人にとっては軽く振り返っただけなのに、このメガトンバストの一撃は柔道部の顧問の先生をKOしてしまいました。
僕の身体をいつも柔らかく包み込んでくれるおっぱいですが、柔らかいながらも重力に負けずにぐいん!と前方に突き出ています。素晴らしい張りと弾力を兼ね備えた膨らみは、二つ合わせたら重さはゆうに7〜80kgはありそうです。

このおっぱいを、ティーナが自分の意志とあり余るパワーで振りましたとしたら………

そんなことを想像したら、僕の股間がぐんぐんと強ばり、力が漲ってしまいました…。
少し腰が引けてしまう僕。それを見て、ティーナは嬉しそうに見下ろしてきます。

「ふふふっ、さて、修弥もそろそろ我慢できなくなりそうだから…始めるとするか」

最後に、これまで一度もやったことがなかった投げキッスを僕に飛ばすと、ティーナは軽く身体を捻り、テイクバックします。
軽い動作でしたが、その巨大なバストは、ばるるぅぅんん、と大きく揺らぎ、そして…。


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