【おおきな、いとこ】  ほんあん: べつの、某外国のかたです…。

その8



じゅる、じゅるっ、じゅるるっ…。

いやらしい音を伴って、ヘレンの吸引は1分以上続く。俺は猛烈な快感に全身を震わせながらも、身体の芯から精気を抜き取られ、がっくりと彼女にもたれかかる…。

そんな俺の背中と膝を暖かく大きな両手が優しく包み込むと、彼女は俺を抱きかかえ、ゆりかごのように左右に揺らし始めた。

「うふん…ザック、もう2回も続けてイって疲れちゃったかな? …少し、休んだ方がいいよね。」

穏やかな海の、波に揺られているような、穏やかなゆらぎ。時折、ヘレンの巨大な乳房のなめらかな素肌に柔らかく押しつけられる。そのゆったりとしたリズムに、俺は完全に身をゆだねていく。

端から見たら、まるで赤ん坊が母親の胸の中で安らいでいるように見えるだろう…

しかし、実際には、もうとっくに成人した筋骨たくましい男性が、その大柄な肉体を凌駕する途方もないボディを持つ、身長2m80cmの女性に“お姫様だっこ”されている。
胸板から優に1m近く突き出ている、途方もない脂肪の山脈。そして、70kgもある俺の背中と両脚を支える腕は俺の太ももよりも分厚く、そしてたくましい。
しかもその猛烈な巨体の持ち主は、まだ成人にはほど遠い、自分よりも10も年下のいとこ、なのだ…

本当の母親に抱かれたように、俺は安心しきって、大きくてグラマラスなヘレンの優しい抱擁に身体をあずけていた。
今の慈母のような態度とは裏腹に、妖艶きわまりない彼女の凄まじい愛撫に翻弄され、立て続けに精を放ち気絶しかけたのは、ほんの少し前。疲れ果てたはずの身体が、彼女の優しいハグと包み込まれるような感触によって、少しずつ力を取り戻していくのを感じながら、俺は眠りに落ち…。




どれくらい、時間が経ったのだろう…

ふと気がつくと、俺はカウチに横たわり、端に戻されたクッションに頭をもたせかけていた。そして、視線の真上には、目覚めた俺をにこにこと微笑みながら見下ろす、ヘレンの可愛らしい顔があった。
彼女は背もたれにひじをついて上半身を支え、俺の髪をなでていた。

大きな大きな膨らみは、肘をついた側の房だけがカウチの縁にどっしりとのしかかっている。あまりにも巨大なボリュームに、俺が枕にしているクッションからは、小柄な女性のCカップはありそうな乳輪が見えているだけで、下乳のほとんどがカウチの端からこぼれ落ちていた。

「あ、目が覚めた?」
「…あ…ああ。 …どのくらい…」
「うん、3時間くらい…もう、日が暮れちゃったんじゃないかな? もう7時だもん」

俺は、彼女の言葉を聞きながら、少しずつ意識をとりもどしていった。

くぅ〜っ。きゅるるる、くぅ…

カウチの向こう側から、聞こえる、くぐもった、可愛らしい音。
すると、今まで俺を自分の子どものように、慈母の優しさと包容力溢れる穏やかに見下ろしていたヘレンの顔が、ぱあっ、急にのぼせ上がったように赤く染まっていく。

「…あ、ごめん…もう、晩ご飯の時間だな。お腹、すいたのかい? そりゃそうだよな、俺みたいな大の男を抱いて運んだり持ち上げたり…」
俺はうつぶせに寝返りをうつと、少しいたずらっぽく笑いながら、リンゴみたいな顔をしたヘレンを見上げる。

「う、ううん、だ、だいじょぶだいじょぶ! あのその、昼ご飯たっぷり食べてきたし…そ、そんなに…」
カウチから身を起こすと、俺が目覚めたときとは打って変わって、そのたくましい両腕を、ミサイルのように猛烈に飛び出したバストの前に突き出し、ぶんぶんと手を振って否定する。
その動きにシンクロして、巨大すぎる膨らみが、ばるるん、ぼるるん、ぶるんぶるん、と音がしそうなほど猛烈な勢いで揺さぶられる…。

きゅきゅ、くるるる、くくぅ…

「…えーとえーと、あ、あたしおっきくて重いから、ゆ、床が軋んじゃって…その、あの…」

「ははははっ」 俺は、その途方もないグラマラスなボディに似合わない子どもっぽいキュートな態度に、つい笑ってしまう。

「…ごめんごめん。でも、我慢しなくたっていいよ、ヘレン。キッチンに戻ろう。ちょうど午前中に、1週間分の食べ物をまとめ買いしてきたところだから、冷蔵庫にはなんでもあるよ。」
「えっ、ザック、それってほんと? やったぁっ!」

その声と共に、あっという間に俺の身体は彼女の両腕に抱き上げられ、その豊満すぎる乳白色の2連奏ミサイルおっぱい渓谷に包み込まれてしまう。

「じゃ、いこっ! やったやった、ごはんごはん〜♪」

まるでぬいぐるみのクマかなにかのように、ヘレンは俺を軽々と抱きしめたまま、器用に脱ぎ捨てたままになっていた服を拾い集めると、身体を屈めながら、屋根裏のミニシアターからの階段を下りていく。

「るん、るん」という、彼女の声に合わせ、一歩進むたびに大きくバウンドし揺さぶられる、途方もなく巨大な膨らみ。
ぎしっ、ぎぎっ、みしみしみしっ…階段が彼女の巨体を支えるために悲鳴を上げていた。踏み板は彼女の体重をもろに受け止めて、かなり歪んでいるに違いない…しかし、柔らかな双つの膨らみに包み込まれた俺には、巨大な膨らみに挟まれた振動だけが、ぶるん、ぶりゅん、と胴体に伝わってくるだけだ。

そのハグで、俺は股間にふたたび力がゆっくりと漲ってくるのを感じながら、彼女に誘惑されっぱなしの間に出ていた“クイズ”の答えを、まだもらっていないことを思い出す。

(…彼女のお腹を満たす前に、その答えをまず、片づけておこうか…)




「とぉちゃくぅ〜!」

そう言いながら、ぐぐん、と屈み込み、桟に頭をぶつけないよう片腕を頭の上にかざしながら器用に身体をひねり、そろそろとキッチンの中に入っていくヘレン。…もちろん、俺はそのたっぷりとした膨らみの間に挟まれ、着るものをクッションにした大きな手で尻たぶをがっちりとつかまれている。

と、尻にかかる圧力が弱まり、俺の両足がとん、と床につく。彼女は手にしていた衣類をキッチンカウンタにどさりと乗せると、ううん、と軽く伸びをする。大きな膨らみがばるん、ばるぅん、と揺さぶられ、俺は股間がふたたび充血し始めていくのを感じていた。

「そうだ…もう服、着なくっちゃ、いけない? もう夜だし、あたしはこのままでもいいけど…」
「ふむ…それよりも、ヘレン…お願いがあるんだけど…」
「あら、なに?」
「…ほら、俺が最初にイかされる前、君のその凄いボディサイズについて、クイズがあったじゃないか?」
「ああ、そうね…うふふ。じゃ、答え合わせ、しましょうか?」

彼女は俺を見下ろし、それを聞いて股間の肉棒がむくむくと大きくなっていくのを、面白そうに眺めている。

「…いや、せっかくだから、君がどれだけ大きいのか、俺に測らせてくれないか?」
「うん、いいわ。 あたしも、この前測ってから、もう3ヶ月くらい経ってるし…楽しみ。ふふっ。」

俺は棚からメジャーと50cmスケールの物差しを取り出す。その間に、彼女はダイニングの椅子を2つ引き出すと、それをくっつけて腰掛ける。
オープンカウンタに合わせた、ふつうよりも30cmほど背の高い、脚の途中にフットレストのあるスツールだが、それでも彼女は床に足を着いていてさえ、膝がやや上向くほどだ。
改めて、彼女の巨大さを実感できる光景だった。

「あん…この椅子、おしりが半分しか、載らない…」
「ははは。ヘレン、やっぱり君はすごく大きな女の子なんだよ…さあ、ちょっと立ってくれる? まずは身長からだ。」

そういうと、冷蔵庫の隣にちょうど空いている壁際に背中をつけてもらう。
冷蔵庫は家にあった大型の“お古”で、ちょうど俺の背丈と同じ180cmの高さだが、真っ直ぐに立ち上がったヘレンの肩の位置は、そのてっぺんから優に4〜50cmは上にあった。

俺は物差しとメジャーの先を彼女に手渡すと、物差しを頭の頂点に当て、そのまま水平を保つようにしてもらう。
物差しがちゃんと頭の高さからまっすぐ横に伸びているかどうか確かめるため、俺はダイニングの反対側まで後ずさり、正面から彼女を見た。
ヘレンのボリューム満点のボディに比べると、500リットルを越える大型冷蔵庫がまるで独身者用のパーソナル冷蔵庫のように見える。

胴体から楽々とはみ出る豊満なバストは、当然その冷蔵庫の幅さえも凌駕し、対照的に細くなっているウエストのくびれから豊かな骨盤に続くダイナミックなカーブがとても色っぽく、まぶしい。
俺はつばを飲み込むと、肩の真上で物差しの端をつかみ、ちょうど敬礼をするポーズになった彼女に高さの微調整をしてもらう。

再び彼女の近くに戻り、彼女がメジャーの先端を物差しを持った左手の親指でしっかりとつまんでいるのを確認すると、腰の途中でぶらぶらと揺れていた本体からスケールを引き下ろしていく。

片膝をついて、メジャーの目盛りを声に出して読み上げていく。

「さて…どうかな…ここで2m50か…60…70…はちじゅう…ん?」

俺はメジャーを床にぴったりとくっつけ、その目盛りを読み取る。信じられなかった。

「…? ね、ザック、どうしたのかな?」
「ああ…ヘレン…君はなんてすごいんだ。に…2m…」
「2m…なに?」
「…2m…89cm。 君が来たとき言ったのより、9cmも大きいぞ。」
「え? そ、そうなの? …う〜ん。身長測ったの、もう2ヶ月くらい前だから…」
「に、2ヶ月くらい前?」
「ええと…ご、5週間くらいかな、正確に言うと…」
「おいおい、1週間に2cm近く成長してる、ってこと?」
「あ、でも、そのくらい、大したことないよ…」
「大したこと、ない?」
「うん。だって、一番大きくなったときなんか、1週間に7〜8cm伸びたから。
 今はね、きっと背が伸びるときじゃないのかも。」

メジャーと物差しを俺に返しながら、ヘレンは無邪気にそう答える。俺は驚きを隠せないまま、ヒップを測る。
目の前には彼女の長い長い両脚の付け根があり、ちょうど俺の肩の辺りと同じ高さになる。この位置からだと、うっすらと脂肪がついてはいるがはっきりと6つに別れた腹筋と、その中央に入った筋の途中にある、小ぶりなへそが目の前にあった。
見上げるとたくましい大胸筋に支えられ胸板からオーバーハングした猛烈な双つの膨らみが影を作り、ヘレンの表情はまったくわからない。

俺はやや上に腕を持ち上げると、一番腰骨が張り出したところにメジャーを回そうとする…彼女のヒップがあまりにも巨大なため、俺は彼女の腰に思い切りしがみつき、さらに抱きかかえるようにして、やっと右手に持っているメジャーの先を左手に渡すことができた。しかし、両手が合わさった場所は、抱きかかえた腰のちょうど真後ろになってしまう。

俺がメジャーを腰に回して、もそもそとお尻に回した手の位置を探っていると、ヘレンがくね、くね、と身体をよじる。そのせいで、俺の顔はそのたくましくも弾力のある柔らかなお腹に押しつけられる。

「あん…く、くすぐったいよぉ…あはん…ううん…」
「んん…くふ…う…ぷ…ぷふぁっ!」
「え? なになに? どうしたの、ザック?」
「はぁ、はぁ…また、い、息がつまりそうに…。へ、ヘレン、ヘレン! 聞こえるかい?」
「あ、ザック、だいじょうぶ? なんだかすごく息が荒いけど…」
「あ、ああ…もう、大丈夫だ…。そうだ、悪いけれど、ヘレン、お尻の方に手を回して、俺がメジャーを両手でつかんでるところを押さえてもらえないかな?」

俺の両手を、大きなヘレンの手がぐっ、とつかみ、人差し指と中指、親指を使って、器用にメジャーの両端をつまみ上げる。

「…これでいいの? ザック」
「オーケー。じゃ、メジャーを前の方へ持ってきてくれるかな? …持ち上げないようにね。いちばんヒップの大きなところで測ってるから。」

そう言いながら、俺は3〜4歩後ずさる。それでようやく彼女の顔がそのどでかい超乳連山の間から見えるようになった。

「うん…ん、よい…しょ…」

少し身体をひねり、メジャーを前に移動するヘレン…その動きで、双つのとんでもない大きさの膨らみが、ゆっさ、ゆっさ、と妖艶に揺れ動く。
俺は股間にどんどん血流が集まってくるのを感じ、びくん、びくん、と静脈を浮き立たせいきり立つ肉茎のおかげで、脳へ行く血流が足りず、ややトリップ気味のめまいを感じていた。

ぐっ、と堪えて、気を引き締め直すと、彼女が自分の手を腰骨の前に持ってくるのを、近づいて彼女の手の中にあるメジャーの合わせ目を見つめる。

「どう? 見える、ザック?」
「…うん、…148cmか…」 身長が俺くらいだとすると、92cm、というサイズになる…。
「…そっか、ヒップはあんまり変わらないよ」
「じゃあ、今度はウエストだ。」

俺は両腕をぐっ、と持ち上げ、彼女の高い位置にある腰骨の、さらに上できゅっ、と引き締まったウエストにメジャーを回す。
みっちりと引き締まった腹筋の上に薄く広がる脂肪の層…それが、ヘレンの呼吸に合わせ、ゆっくりと上下している。

今度はどうにか両手を回すことができそうだ…。
俺は左手に持ったメジャーを背中に回し、反対側から差し入れた右手に触れたところで、先端をつかみ、そのまま、両手を前の方へ持ってくる。

しゅるしゅる、とメジャーのスケールが伸びていき…

「…よし、こんどはなんとかうまくいった。」
「…何センチ?」
「ううんと、9じゅう…2cmか。すごいね、身長180cmなら…ええと」
「たったの、57cm、ね…うふふふ。」 すかさず、暗算した結果を自慢げに教えてくれる。
「おいおい、ヒップとの差がありすぎじゃないか?」
「えへへへ…」 ヘレンはうれしいのか恥ずかしいのか、ぽっ、と頬を赤く染め、くねくねと身体をくねらせる。

それにしても、ものすごいプロポーションだ…スーパーモデルだって、こんなに肉感的なボディの持ち主が存在するとは到底思えない。
と、すると…最後に残っている、ヘレン自慢の巨大すぎるパーツは、いったい、どれくらいあるんだ?



俺は、ごくり、と唾を飲み込んだ。



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