【....魅惑のボディ】その4



先に寝室へ入ったケンは、開いたドアの前で娘の首から上が見えないのを、あぜんとして見守る。・・・それは、この娘が自分を探し当て、我が家の玄関での最初の出会いと、まったく同じ光景だったことを思い出した。

娘が、玄関の時と同じように、ドアを屈んでくぐり抜ける。と、タンクトップから解放され、 どっしりと重量感あふれる豊満な房は、寝室の入り口の幅をはるかに超える、すさまじいボリュームを持っていた…。そのため、互いにぶつかり合いひしめき合いながら、淫靡な形に歪み、むりゅ・もりゅと押し出されながら戸口を通り抜けていく。その間も、ぼゥんンン、ばぅんンン...と、そのとてつもない膨らみは、胸板の上で休みなく弾み続けていた。

そのまま軽く屈みながら靴を脱ぎ、再び伸び上がる動きに合わせ、ケンの眼の前でゆっさり、ゆっさりと揺れる巨大な双房の動きは、なかなか落ち着かない。

それを見たケンは畏怖さえ感じてしまった。
彼女の恐るべきプロポーションのため、部屋の中のありとあらゆるものが小さく見えてしまっていた・・・

 娘の頭は天井まであと30センチもない!

娘は、ケンの目の前で、ぶりゅぅん、ぶるぅん・・と、超巨大な乳房を揺さぶりながら、すらりとした長い脚からミニスカートを脱ぎ捨てショーツだけになる。

そして、しなやかな筋肉を持つ、ケンの倍はありそうな太さの腕で彼の頭を包み込み、ケンの身体ごと、深々と谷間に導く。
...そして、その巨大で柔らかな双つの肉塊の中でケンを窒息させようとする。

ケンが、その頭よりも巨大な肉丘の谷間でうろたえ暴れた挙げ句、空気を求めて顔を上げると、娘は妖しい吐息をもらしていた。

ケンは、頬に、肩に、マシュマロのようなふかふかとした感触と、重々しいゼリーが触れているかのような圧力を感じながら、娘の顔を見上げ、口を開いた。

「ぶふぅ...むは...い、いったい...君の身長は?」



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