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【....魅惑のボディ】その2
「あたしを中に案内してくれないの?」...その娘はそう聞いてきた。
「あ、ああ....」 ケンはどもりながらそういうだけだった。
「あン。もう...」 娘はからかった。
そう言いながら、巨人娘は屈みながら家の中へ。そうでもしないと、ドアを通り抜けられないのだ。ケンは娘のすらりとした、長い長い脚を見下ろし....靴にはヒールがまったくないのに気がついた。
いったいこの娘の身長は、どのくらいあるんだ??
「わ、私になにか用が?」 ケンは尋ねた。
「もちろん。」娘は即答してくる。
「...で、同じように、あなたも、あたしに“なにかご用”があるのね?」
娘は身を屈め、潤んだ瞳でケンをまっすぐ見つめた。
そして、彼の顔にその可愛い鼻をこすりつけ、艶っぽく息づいた。
ケンは思わす後ずさる。「い、いや...その...」
「わ、私は結婚してるんだ....」 精一杯抗ってみる。
「そう、そうね、でも..彼女はもう出かけた、よね?」
すかさず、返事。
「そんなの、ちょっとしたこと。たいしたことないわ…。
さぁて、あなたが自分の気持ちをはっきりさせるのを我慢できるのは
あと、どのくらいか・し・ら?
...だって....あたし...ほんとにもう、したくてしたくてたまらないのに....」
娘はかすかに身震いしてみせる..
「私は君を知ってもいない!」
ケンは自分で何を考えているか、よくわからずに思わす口走った。
「あら…ふふふ…おばかさんね…お・ち・び・さん」
娘は今度はその長い脚を折り曲げ、その黒髪を大きな手で掻き上げながらケンの耳元に蠱惑的な唇を近づけ、ささやいた。
「あなた、…2週間もあたしを毎日探してなかったかしら?
正直言っちゃうと、あたし、とってもうれしかったの....
さぁ、ベッドはどこかしら?」
ケンは抵抗しようとした。が、なんの言葉も出てこなかった。
娘はさらに続けた。
「あン、知らんぷりは無し。どうせあなたがあたしとしないわけないじゃない? 今まで会ったこともない、このおっきなおっきな女の子を自分のモノにできるチャンスを、あなたが見過ごすはずがないものね....うん、そうだ、じゃ、あなたが今すぐ、その気になっちゃえる素敵なものが、ふ・た・つ。
見せてあ・げ・る」
そう言うなり、娘はゆっくりと立ち上がると、二つの巨大な肉プリンの間からケンを見下ろしながら、タンクトップのストラップを両方とも引っ張ると、そのまま下へ降ろし始めた。
ケンのちょうど目の前で....ゆっくりと、肌色のロケットが上の根元から露わになっていく。あまりにも窮屈なためか、ストラップは限界まで引き延ばされ、その反動で胸の谷間が凄まじい勢いで深さを増していく。
そのままでも胸から軽く30センチは飛び出していた巨大な乳房が、さらに圧迫された布地からむりゅむりゅと押し出され、ケンの鼻先まで迫ってくる。まるでケンを狙っている魚雷のようだ。
ケンは、ごくり、と唾を飲み込んだ。
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