<ほんやくです>さく:とくめい ...のようです。+だいぶそうさくがはいってます。
【....魅惑のボディ】



車はちょうど6時前に着いた。キャティはそんなに心配していなかったが、これほど遅いとは思っていなかった。
ケンが子供たちと長いこと外出していた。結婚して7年。2人の子。カイルは6歳、そしてアミが5つ。
「なにしてきたの?」キャティは聞いてみた。ケンは肩をすくめるだけ。
「あの浜さ..知ってるよね? そこにいたのさ。なにより砂を手に入れるまでに、思ったよりも時間が掛かったのかなぁ・・・。」

夕食のあと、アミはバッグから子猫のぬいぐるみをとりだした。アミは5つの子がそうするように、気楽にこういった...
「あのね、ママ、す〜んごくおっきいオッパイのおんなの人がいたのよ! こおお〜んなの!」

アミはそれがどんなに巨大であったか、両腕をめいっぱい広げた。
キャティは、夫と、妹のことばに合わせて両手をけんめいに広げる息子に向かってほほえんだ。
「まったく…あなたたち男の子がそんなに長居したのもそのせいね!」
キャティは冗談めかしたが、ケンは作り笑いを見せた。…それに気づいたキャティは、自分の言ったことが思ったより本当ではないか、と疑った。


その夜、ケンとキャティはここ数年来なかった激しいセックスにふけった。ケンは情熱的だった。...その後、キャティは彼をみて、満足感とともに疑いも感じたのだった。

「とってもすてきだったわ...それって、あたしのせい? それともその“すごくおっきなおっぱいの”彼女のせい?」・・・とキャティ。

ケンは返事をしなかった...

「あらあら...」キャティは続けた。
「その娘ってほんとにすごかったってことなのかしら...」

「そうだな...もし知りたいなら...彼女はとても若い娘(コ)だった... 10代も前半かと思うくらいさ。それでいて・・・
あぁ。そうだ、本当に、 すごい..すごく、ものすごくおおきなオッパイだったよ。
確かに...着ているビキニが小さすぎるんじゃないかと思うくらいさ。

彼女はちょうど座って体を焼いていた。それで、たくさんの男たちが彼女に集まって話しかけているのをごく自然に受け止めてた・・・。

それで...2〜3分かそこらしてから、彼女が立ち上がった。すると...
彼女は周りにいる男たちよりも背が高いんだ!

いや、まったくそんなに背が高いとは思わなかった、だが、たぶん190以上、軽く2メートルは超えていたと思う!
彼女は周りの男たちがちっちゃく見えるんだろう。にこにこと驚く彼らを見下ろしていた。すさまじく大きなオッパイが・・彼らの目の前にあったよ。皆、後ずさっていた....たぶん、彼女の巨大さに怖じ気づいたんだと思う。

しばらくして私は気づいた...こいつは遊びなんだ。彼女はその体で男たちを誘惑するのを楽しんでた。・・・それで男たちがもっと小さく見えるように、立ち上がったのさ。
そんな...私はそんなのは一度も見たことがないよ...」

キャティは彼をしげしげと見つめ、「あたしはその娘を嫌ったらいいのか...それとも感謝したらいいのか..どっちなのかしらね...」

ケンはちょっと言い過ぎたかな、と思いつつ、
「ああ...なんて言っていいのか..そうだな…とても惹かれた、ってことかな。それだけだよ。」
そう言うと、ケンはキャティに口づけした。

ケンが感じているその巨大な娘への明らかな妄想を自分がどう感じているのか、キャティ自身よくわからなかったが、彼女はケンを信じることにした。


彼女はなにも知らないまま、2週間が過ぎていった...



その間、ケンは昼食のたびにあの長身の娘があの浜に戻ってきていないか、うろうろと歩き回っていた。
彼はあの娘にもう一度会い、彼女が実物であることを確認したかった。しかし...

そんな幸運はこなかった。彼女はどこにもいなかった。



週末、ケンはキャティと子供たちが彼女の母親の家に行くのを見送ったちょうどその時、呼び鈴が鳴った。

「なにか忘れ物かい?」
ドアに向かいながら呼びかけ、ケンはドアを開けた。

その、ドアのてっぺんのはるか上に、あの浜辺の娘の顔があった。

彼女は黒いミニスカートとタイトな白いタンクトップを着ていた・・・ そのタンクトップが、とてつもない大きさの乳房をしっかりと押さえつけていた。
しかも、その巨房は、ケンの顔の真正面にあった!
ケンは首を--上に--さらに上に--さらに見上げ、ようやく彼女の顔を見つめた。

彼女はケンを見下ろし、微笑んだ。
彼女の大きな褐色の瞳に、艶やかな黒羽色の長い髪がかかっていた。

ケンは呆然として言葉を失っていた。



<Graphs-Topへ>  <<もくじへ  つづく>