おおきく、なる、お店。   By Gwadahunter2222

 そのはち。の2


警告:このお話は大人向けの内容が含まれています。法的な成人に達していない人は読んではいけません。
これは架空の話であり、実際に存在する人あるいは事柄に類似することがあったとしても、まったく偶然のことです。


[ 作者から ]

親愛なる読者のみなさんへ
…どうやら、ナレーター氏はまだ休暇中のようですが、お話は続けなければなりません。
ナレーター氏は男らしい性格の持ち主の一人ではありますが、そうしたところは、このお話の中にはさほど登場していません。
そんな性格は、実は武史くんも持っているのですが…(すみません、田中さんじゃなくて…)。
 というわけで、次は、武史くんのお話です。

…彼に、良き運が巡りますように…

■8■ チョコレート・ミルクな、牛さん …つづき。



…僕の主な仕事は、部屋の掃除。そして、お客様が巨大化した後で着るものを持っていくことだった。
びりびりに破けたものが、そうなる前の状態に戻っていくのを目の当たりにするのは、とても不思議な光景だった。
僕はそれを紙バッグに納め、ナナミさんにそれを渡す必要があった。それが、一度にたくさんの女の人が同じ部屋で一緒に大きくなったときには、もっと難しい仕事になる…。

…さらに、僕にはもう一つ仕事があるが、これが一番難しい…。

杏子さんがおっぱいミルクを絞るのを手伝わなければならない…。だが、彼女のバストはとんでもなく大きいので、そこに吸引カップを取り付けるのはまるで悪夢のようだ…。

おっぱいミルクがたくさん出れば出るほど、彼女は僕とセックスするのをまったくためらわなくなる。

2mを超える身長に、普段でも1m50cmもあるバスト…それが搾乳の時には、身体は倍近くに大きくなり、おっぱいはミルクでパンパンに膨れ上がる…片方の房だけでも僕が抱えきれないほどだ。
それを支えられるだけの力も備わるんだから、僕なんて杏子さんにとっては、幼稚園児以下だ。
ひょい、と持ち上げられ、着ているものなんか紙みたいに破かれ、対照的におっぱいミルクのせいで凄まじい大きさになった股間のものを玩ばれる。

…そんな‘おもちゃ扱い’に僕はまったく抵抗できない…。
おまけに、そんな風に遊ばれ、行き着く先はレイプ以外のなにものでもない。その強烈な性欲はなかなか満足せず、僕を何度も何度も犯していくのだ…。

でも、僕に不満はない…この仕事は給料もいいし、とってもセクシーな仕事仲間と、グラマラスなボスに囲まれて…きっと僕は世界一幸せな男なんじゃないかな、とさえ思う。

「ふう、やっと終わったぁ…」 左腕で額から汗をぬぐい、思わず声に出して言ってしまう。

「あれだけの大騒ぎのアトヲ、ひとりダケデきれいにしちゃうナンテ、すごいデスネ、武史クン…」

後ろから背筋がぞくぞくする声が…振り向くと、それはナナミさんだった。
彼女は白いTシャツとミニのジーンズのパンツ、それに白いソックスに大きな白いバッシュを履いていた。…僕はその姿にびっくり…。

「な、ナナミさん!」
「アナタをヒトリにしちゃって心配ダッタカラ…手伝いに戻って来チャッタノ…」

にっこり微笑みかけるナナミさん…その笑顔でぼくは疲れを忘れそうになる。…なんて優しいひとなんだろう…。僕はナナミさんの気持ちにどきまぎしてしまう…。

「だ、だいじょぶです、ナナミさ…」
僕が話し終わる前に、彼女は僕の真後ろに。長い腕が僕の上半身を包み込み…彼女の、大きな、とても大きな膨らみの深い谷間が、僕の頭を耳元から柔らかく圧迫してくる…。
僕はかぁ〜っとのぼせてしまう…Tシャツの薄い生地を通して、暖かく柔らかい膨らみから、彼女の心臓の鼓動が聞こえてきた…ああ、なんてすべすべして、気持ちがいいんだろう…。

…な、何か言わなくちゃ… 「あ、あの…ナナミさ…ん…」

彼女は黙ったまま、さらに僕をその豊満すぎる胸の谷間に押し込んでいく…
「だいじょぶデスヨ…キョウコは今、ヴァネッサちゃんとティナちゃんの面倒を見てるカラ…。ここには、アナタと、ワタシだけデス…」

…僕は…安らかな気持ちになればいいのか、それとも不安に? …わからなくなって…

「アラ、ワタシの事、怖いのデスカ?」
さいしょ、僕は何を言われてるのかわからなかった…
「ナ…ナナミさん、どうしてですか? …ぼ、僕…。あ、あなたがこんなに優しいなんて…」

僕の肩にまで、ずっしりとした彼女のバストの重みがのし掛かってくる…

「ワ…ワタシだって…自分が…怖いノ…」

彼女のその言葉に、僕はびっくりした…が、彼女の両腕が震えているのに気づいた。
…徐々に彼女が感じていることが分かってくる…彼女は自分の本当の姿を見られていて、それを実際にみんながどう感じているのか…それが分かるのが、怖いんだ…

僕は彼女の手に自分の小さな手を載せ…そっと撫でてあげる。
「あなたが…誰かを恐がらせる、なんて…そんなことないと思います…」 ちょっと恥ずかしくなって頬が熱くなる…
「あなたは…とっても目立つし、印象に残るひとです…でも、僕たちもあなたのことが分かってくると、あなたが誰にだってとっても優しくて親切なのは、みんな分かってます…」

彼女の震えが治まっていく… 「でも…ホントに…? ホントにそう思いマスカ?」
僕はどぎまぎしながら… 「…そ、そりゃあ…誰でもがそう思ってるか、なんて…正直いって、わかりませんけど…でも。
…ここにいるみんなは、全員、僕と同じようにあなたに接してる、って思いますよ…」

彼女はその魅力的すぎるボディを押しつけてくるのを止め、僕は彼女を見ようと顔を上げた。
おっきな胸の谷間越しに見える、ナナミさんの美しい顔…彼女は目に涙をいっぱいに溜めていた。
そんな風なナナミさんを見るのは、はじめてだ…

…いつも彼女はその正反対だったのに…。でも、彼女だっていくら背が高いとしても、なによりまず"女の子"なんだ…そのことに、僕は今ようやく気がついていた…

かつて彼女はとても辛い思いをしていて…それでも、いつもそれを僕たちに隠そうとし続けていた。
だけど、カオルさんがやって来てからはそのことを隠すことができなくなった…僕は、そんな彼女の思いに気持ちを重ねていった…。

…僕は…。なにか、してあげなくちゃ…。

「ナナミさん。」

彼女は僕のことを、その海のように深く青い、惹き込まれそうな色の瞳でじっと見つめてくる。

…いま、その瞳は大きく開かれ、まるでちっちゃな子どもみたいに、僕には見える…。

僕みたいな奴に、何ができるのか…わからなかった。…けど。
きっと、彼女はあのことが‘怖い’んだ…だから…。
なにか、ナナミさんに、してあげなくちゃ…なにかを。

「…ね、ナナミさん。いま僕に、あなたのホントの姿を、見せてくれませんか?」

ナナミさんは驚き、急に落ち着かない気持ちになったみたい…僕から視線をはずした。
彼女は頬を赤く染めて僕に聞いてくる…
「アノ…アナタ、本気ですか?」

僕は黙ってうなづく。じっと、彼女の無垢な瞳を見つめながら。
彼女の腕が僕の身体から離れ、肩にかかっていたずっしりした重みがすぅっと消えていく。
立ち上がった彼女がまっすぐに僕を見つめ、決心したようにつぶやく。

「分かりマシタ…見せテ…あげマス…」

彼女はミルクタンクの方へ歩き出し…次に彼女がしたことに、僕はびっくりした。
彼女はその巨大なタンクをちっちゃなボトルサイズまで縮めてしまったのだ…

彼女は驚く僕を見て、くすくす笑った。
「こうスレバ、アナタが絞ったミルク、簡単に全部飲むことがデキル…そう思いマセンカ?
…こんなたくさんあるミルク、無駄にしちゃっタラ、もったいないデショ?…ンフフ」

僕が何も言えなくなっていると、彼女がいたずらっぽく付け加える…「サテ、ショウノ始まり、始まり〜!」

彼女はちっちゃくなったミルクタンクを一気に飲み干すと、空になったそれを床に放り投げる。…重さは変わっていないようで、落下のショックのため、びしびしっ!と床にひびが入る。
その後、瞬く間に事は進んでいく…。

ナナミさんの肌が濃くなり、ヴァネッサと同じような色に染まっていき、全身に黒い文様が現れる。
彼女の大きなバストは、さらに凄まじい勢いで大きく膨らみ始める。Tシャツがあっという間に左右に大きく広がり、胸の真ん中から千切れ…数秒で、その巨大な膨らみは杏子さんのびっくりするほど大きなバストよりもはるかに大きくなり、もっと大きく成長していく。

黒く長いトカゲのしっぽがショーツの下から飛び出し、どんどん長く、長くなっていった。Tシャツの背中がびりびりと裂け、黒と白の翼が伸びていく。その中の羽毛には茶色がかったものも見える…。
爆発したかのようにバスケットシューズが千切れ、靴下も持ちこたえられず、みるみるうちに千切れていく…。
彼女のパンツに付いていたボタンがはじけ飛び、ファスナーも見る間に広がり、ジーンズの生地が引き裂かれ、黒いパンティが露わになる…。

彼女の成長のスピードはぐんぐん速くなり、Tシャツはあっという間にバラバラに千切れ、丸見えになった黒いブラジャーからは、その大きくなり過ぎた膨らみがすでに半分以上こぼれ落ち、上にずり上がったカップの生地がビリビリと引き裂かれていく…。
パンティも引きちぎれ、靴下はとっくの間に限界を超えてバラバラになっていた。

彼女はまるっきり生まれたままの姿になっても、まだ成長が続いていた。…杏子さんやヴァネッサが大きくなったときより、さらに大きくなっていく…。

双つの膨らみはとんでもなく大きくなっていたが、さっきの"ゲーム"のときの杏子さんやヴァネッサほどの速さではなかった。…それはボディの成長に合わせて大きくなっていた。
彼女の頭が天井にぶつかったが、他の場合とは正反対に、彼女は座ろうとしなかった。…そのまま立っていたので、天井にひびが入り始め、天版があちこちから剥がれ落ちてくる。基礎の部分が持ち応えられなくなり、ナナミさんの頭が天井を突き破ってしまう。
天井から落ちてくる破片を避けようとして後ずさりすると、突然ナナミさんのしっぽが僕を捕まえ、顔の高さまで持ち上げていく…。

「ダイジョウブデス…ダークルームの力を借りてますカラ…ワタシとアナタがここにイル以外は、現実に起こっている事と同じデス…ンフフ」
…彼女は楽しそうに話しかけてくる。

彼女は人差し指と親指で僕を摘むと、掌にそっと乗せてくれた…くすくす笑いながら、こう付け加える。
「サア、様子を見るノハ、ここが一番いいデスヨ…」

僕はその顔を見上げてみる…その笑顔はさらに大きく、大きくなっていく…。周りを見渡すと、辺りの建物がどんどん小さく、小さくなっている。

街全体が小さくなっていくにつれ、その隣にある町が見えてきたが、次第に見下ろすことができるのは、ぐんぐん大きくなっていく、ナナミさんの小山ほどもあるおっぱいの膨らみだけになってきた。

不思議なことに、彼女がそれだけ大きくなっても、僕を乗せている彼女の手がずっと同じサイズのままなのに気づいた。…たぶん自分が成長していく間に僕を見失わないよう、僕を彼女にとって‘普通のサイズ’のままになるようにしてるみたい…。

成長のスピードがあまりにも速いので、僕のところから日本全体が地図のように見えるようになった。と思ったら、海の向こうの国々もあっというまに雲海の中に隠れていく…。
それが終わりに近づく頃、僕から見えるのは空の蒼さと太陽の輝きだけになっていた。雲海は今や僕らにとっての‘地面’にしか見えなくなり…ああ、とても信じられない光景だ…。

「怖イ…デスカ?」 その声に、僕は頭上にそびえるナナミさんの顔を見上げた。
美しさを超えた、あまりにも神々しい笑顔。その魅力的な、金色に輝く龍の瞳…。
僕はそれを表現する言葉を見つけられずにいた…。

彼女は優しく微笑む。 「ジャ、次は何が起こルノカ、見てて下サイネ!」

空に雷鳴が轟き、みるみるうちに暗く翳り、強烈な稲妻の閃光と激しい竜巻が現れる。
ナナミさんの手が揺れるのを感じ、僕はあわてて巨大な樹の幹のような彼女の指にしがみつく。ところが、揺れているのは地面のほうだった。
僕は怖くなってナナミさんを見ると、彼女はにっこり笑い、安心させるように軽く手を引き上げ、顔の近くに近づける。

だ、だけど…途方もない大きさに膨らんだ、双つの山脈の間からかいま見えるのは…

大地から溶岩が流れ出している、地獄のような景色…僕はもう耐えられなくなり、思わず叫んでしまう。

「わ、わかりました! お…お願いです…や…やめて! ナナミさん、やめて下さい!」

彼女は僕を完全に怯えさせるのに成功したのを確かめると、あらゆることがぴたりと収まり、元に戻っていく。

…ナナミさんの持つ力の大きさを、僕はこの目ではっきりと見たのだ…。たとえもう一つ別に、今目の前にあるものとは違った現実があったとしても、さらに、いくつもの世界が平行して存在するとしても…。
…彼女はいとも簡単にその世界を破壊するパワーを持っているのだ…。

僕は今、その恐怖を認めるのと、彼女に対して同情するのとの間でのジレンマに陥っていた。

しかし、もし彼女の気持ちをすべて理解できたとしても、ナナミさんへの畏れが完全に消えることはなく、彼女は自らをも含め誰にとっても自分が依然として危険な存在なのだ…そう考えるに違いなかった…。

それでも、彼女は‘悪’ではない。おまけに、彼女に出会う前、僕の生活はまったく単調で平板な、なんの興味も湧かないものだった。…本当の姿を僕に見せてくれ、と彼女に頼んだのは、他でもないこの僕だ…この結末は当然見込んでおくべきことなんだ…。

僕は彼女の指にしがみつくのをやめ、自分の脚で立とうとした。僕のことを見下ろしている彼女に向かい合う。…彼女の瞳をじっと覗き込む。と、僕はふと気づいた。

…彼女の瞳の中にも‘畏れ’の色が。     …そうか。そうなんだ。

僕たちは、ふたりとも…怖いんだ…。空気が緊張をはらんでいるのは…そのせいだ。

だって、彼女は自分で言ってたじゃないか! 「ワ…ワタシだって…自分が…怖いノ…」って。

…なんて馬鹿なんだ、僕は。

こら、武史! なにを怖がってる? そんな場合じゃないぞ!
こんなに大っきくたって、グローイング・バーのオーナーだからって、そんなのは関係ない!
ここにいるのは、ひとりぼっちで、さみしがりやで、でも、とっても優しくて可愛い、女の子なんだ!
そんなコが、不安になってるのに、なんとかしてやれない奴は、男じゃない!!

僕は無理矢理笑顔を作ると、ニブイ自分にあきれて、髪の毛をがしがしかきむしる。

「あ…あの…。ナナミさん…」
「ハイ…?」

これだけ途方もない大きさになっていても、彼女の声は騒々しくもなく、まるでごく普通のサイズのときのように柔らかく、そして優しかった。

彼女が大地にゆっくりと座り込む…そうすると、周りに浮かんでいる雲の高さが、ちょうど巨大な胸の膨らみが半分ほど隠れるほどになった。

僕はなんとか、しなくちゃ、と決心し、話を続ける…。

「ナナミさん…。あなたがやったことが、どんなに異常で、どれだけ僕を恐がらせたか…僕ははっきりと認めざるを得ないとは思います…でも、僕がやめてくれ、ってお願いしたら、やめてくれたことは確かです…よね。」

ナナミさんは、僕が言ったことに驚いている。

「ハイ…でも…」
「それってつまり…あなたは自分の好きなときにいつでもやめられる…いつでもコントロールできる、ってことの証明、ですよね。」
「デ…デモ、もし…ワタシ…」
「じゃ、誰かを傷つけたい、って思ってるんですか?」 …わざと、ちょっと詰問口調で。

ナナミさんは困惑しながらも、答えてくれた。 「イ、イイエ! そ、そんな…コト…」
「それなら…もし誰も傷つけたくない、ってあなたが考えて、その力をコントロールできるのなら、何も心配することはないんじゃないですか? 
僕らが知ってるナナミさんは、前に出会ったときのナナミさんなんだ…そう思ってます。
今の姿は、あなたのごく一部分でしかない…それはあなたの全てなわけがないもの…。
だって、最初っから僕たちはホントのナナミさんに出会ってるし、僕は彼女がとっても優しい、心のあったかい人なんだ、って信じてる…。
それに、彼女が誰も傷つけたくないって思ってるんだったら、彼女が誰かを傷つけるなんて、あるわけ、ないじゃないですか…。

…ね、ナナミさん。」

僕の話を聞きながら、ナナミさんの金色の瞳はどんどん潤んでいた…そして、話し終える頃には、とうとう彼女は泣き出していた。

「ソウ…ソウなのネ…。その、通りデス…ネ…。武史…クン…」

硬い雰囲気はみるみるほぐれていく。ナナミさんは涙をぬぐうと、僕の身体を両手で包み込み、唇に近づけると、優しくキスしてくれた。

…柔らかい、ふょん、とした感触が、僕の上半身から顔全体に広がる…。
うわぁ…やっぱり、ナナミさん…すごく、おっきいや…

「あ…ありがとう…。武史…クン…」

この日、誰かに感謝されるのは、2度目になった。




そのあと…。

僕は彼女の、すごくおっきなボディを探険したくなり、おそるおそるナナミさんに頼んでみる。
すると、すっかりリラックスした彼女は、くすくす笑いだす。

「フフフ…やっぱり、おっきなナナミが好きなのね、武史クンは…。ンフン…じゃ、マズ、ここから…カシラ…?」

彼女は横になると、僕をそのすごくおっきくなった胸の上に下ろしてくれる。
僕にとってはちょっとした山くらいもある膨らみは、でも、とっても柔らかくて、それでいてゴムまりみたいな弾力に溢れていた。
彼女の掌の厚み分だけ飛び降りただけで、僕の身体は何度もバウンドして…。

…ばぃぃん、ぼょん、ぼぃん、ぼぃん…。

一瞬バランスを崩してしまい、その巨大な山脈から落っこちそうになるが、ナナミさんの大きな手が僕を捕まえてくれた。

きめ細かな乳白色の斜面を、僕は登り始める…ナナミさんの“おっぱい山”登山だ。

僕がはじき飛ばされそうになるほどの弾力…そのため、横になってもその山は高くそびえ立っている。今の僕にとっては、標高差でいうと100〜120m、というところだろうか。
上を見上げると、その山頂近くの斜面は薄いピンク色に変化し、さらに少し盛り上がっている。…今はまだ見えないが、目指す頂上には、さらにその山肌からぷっくりと立ち上がった柔らかな‘ケルン’があるはずだ。

…じょじょに傾斜がきつくなっていた。僕は四つんばいになり、ゆっくり、ゆっくり登っていく。かすかな揺れを感じ、ふと辺りを見回すと、‘ナナミ連山’の隣の特大巨乳山が、ぶるぅん、ぶりゅん…と規則的に揺れている…。

ああ…あれは、ナナミさんの心臓の鼓動だ…しかも、そのテンポは、僕が山頂に近づくにつれて、少しずつ早くなっているみたいだ…

後ろを振り返ると、頬がほんのり桜色に染まった、ナナミさんの大きな顔が見えた。

「ンフ…かわいくて、チッチャなチッチャな、タケシ…ちゃん? ナナミの、ボインボインの、すてきなオッパイのオ山…はやく、テッペンまで、登ってほしいナ…ウフフフフ…」

長い長い睫をぱた、ぱたん! と動かしてウインクし、つややかな唇を、大きな舌の先がぬるん、となめ回していく…その動きは、とてつもなく艶めかしい…

(…ナナミさんのおっぱいの頂上を征服したら、きっと、びっくりするような“ご褒美”が待っているんだ…)

僕の股間がむく、むく、と頭をもたげていく…。

…とくん、とくん、とくん、とくん…心臓のドキドキが、僕が登っている、とてつもなくおっきな膨らみにまで伝わってくる。
…ナナミさんも、すごく興奮している…

急だった傾斜が少しずつなだらかになるにつれて、僕は登坂のペースを上げ、薄ピンクに染まっている山頂付近に近づいていく…。と、その薄ピンクの一帯の色が、心臓のドキドキに合わせるように、じょじょに色濃く変わっていき、むく、むくむくむく…と音がしそうなほどに、さらに高く盛り上がっていく…

どうにか、その…まるで2段ロケットのように隆起した高山部にたどり着いた…あと、少し。傾斜が急になり、肌色の部分よりも滑りやすくなったため、僕は小刻みなピッチでそこをよじ登り始めた。

すると、後ろから艶めかしい風が吹き付けてくる…その中に、ナナミさんがかすかに喘ぐ声が混じっていた…
ああ、彼女も、感じてるんだ…。僕も興奮し、へばりついている乳輪山頂に股間を擦りつけるながら、ゆっくりと匍匐前進を続ける。

…小山のような膨らみが、柔らかく、それでいて弾力たっぷりに僕の怒張を跳ね返してくる…僕は心地よさに目眩がした。

上を見上げると、あざやかな桃色に染まった乳輪地帯の先に、さらにこんもりとした膨らみがある。…あれが‘おっぱい山’の頂上、乳首の‘ケルン’だ。

「あン…ンフ…く、くすぐったイ…アンン…」

背後から甘い吐息が聞こえ、それと同時に頂の肉芽が、ゆっくりと大きくなっていく。むく…むく…むくり。むくり。まるで高速度撮影した桃色のパン生地が、エッチなイースト菌に刺激されて、膨張しているのを見ているようだった。

僕が巨大乳房山の山頂にたどり着いたとき、その膨らみは、ケルンというには、あまりにも大きかった…ほとんど腰の上ほどの高さになり、太さはもう僕の胴体の倍近い…。

四つんばいのまま、唖然としてそれを見上げていると…僕のお尻に、どぅん、と何かがぶつかり、弾かれるように僕はその突き立っている桃色のトーテムポールにしがみつく…。振り返ると、ものすごい大きさのナナミさんの小指が、ぴこん、ぴこん、と手を振るように動いている。

「…んふふ、おちびのタケシちゃん…ナナミのおっきなオ山のテッペンには、こんなステキナくっしょんガあるノ…サア…思い切り遊んデ…」

僕はそのそそり立つ先端に覆い被さり、根元に両脚を回して抱きつくと、僕は全身を使って揉みしだく。すると、僕の身体がぐいぐいと持ち上げられていく…

「ア…アハ…ああン…ンン…も、モット、モット強く…」

両足が浮き上がる…気がつくと、その大きな肉のケルンがさらに大きくなり、僕はそのてっぺんにしがみつく格好になってしまう…全力をふりしぼり、その膨らみをこすり立てていく。

彼女の熱い吐息が背中にかかり、僕のしがみつく乳首がぐぐぐっ、と一回り大きく膨らむ…そして山頂がぷくり、と腫れ上がり、そこに、白い液体がにじみ出て…。

「…ア、アアアン…イ、イっちゃう…ぅぅんン…やっ、やッ、やァあああああああああんっ〜ンンン!!」

ぷしゅ、ぷしゅしゅ、ぷっしゃぁああああっっっっ!

噴水のように、ナナミさんのおっぱいミルクが空高く噴き上がり、次の瞬間、真っ白なスコールが辺り一面に降り注ぐ。僕の身体はあっという間に濃厚な液体でびしょびしょになってしまう…。

僕は大きく口を開け、シャワーのように降ってくるミルクを受け止める。徐々に勢いが弱くなるが、乳首の上に溜まったものも両手ですくい上げてごくごくと飲み干す。
一口飲むたびに、僕の身体の奥にかあっ、と熱くなり、新しい力が漲ってくるのを感じていた。

「…んん…ああン…たくさん出しちゃいマシタ…。ナナミの、おっぱいミルク出るトコ、見せたノッテ…武史クンが、はじめて…。…ンフ…おいしい、デスカ…?」

頬をぽぉっと赤く染め、うっとりと潤んだ瞳をしたナナミさん…おっぱいミルクの噴射の勢いが弱まるにつれ、僕の胴体ほどの大きさにそそり立つ桃色の乳首も、柔らかな弾力で僕の足を跳ね返す乳輪も、ゆっくりと小さくなり始めていた。

それに合わせ、身体全体もじょじょに縮んでいく…その途中で、ナナミさんは僕を両手で包み込み、おっぱい山のてっぺんから、本当の地面にそっと下ろしてくれる。

僕はあぐらをかいて、彼女が縮んでいくのをその脇で見つめる…見上げるほどに大きな、目の前にあるまあるい肌色の壁の高さがじょじょに小さくなっていき、さっきまで立っていたピンク色の先端が視界に入ってくる。
イった後の余韻が残っているのか、その先端はまだ硬くしこり立ち、まるで別の生き物のように、ぴく、ぴく、と震えながら、白い乳液を滲ませていた。
息をするたび、その膨らみが大きく上下する…その光景は、小さくなっても僕の目を釘付けにするには十分な魅力を湛えていた。

ようやく、僕は座ったままで美しいナナミさんの顔を見下ろせるようになる。
頬を上気させ、にっこりと笑う…なんて、素敵なんだろう…

彼女が差し出す手をつかんで優しく立ち上がらせる。と、僕はナナミさんのサイズにびっくりした…彼女は僕と同じ大きさになっていた。
しかもナナミさんは、大きくなったときの、体一面に文様を浮かび上がらせ、白と黒の翼を生やした姿のままだ。

「な、ナナミさん…?!」
彼女は僕の口に人差し指で、ぴ、とフタをする。
「ナニモ言わないで…受け入れてクダサルだけで、イイカラ…」

そして、唇に柔らかな感触…優しいキス。すらりとした腕が、僕の身体を包み込む。

ナナミさんの舌が、僕の口の中に入ってくる…とろけるようなキスの感触。その舌が少しずつ口の中を満たしていく。
僕も彼女の舌の愛撫に応じながら、彼女の背中に手を回し、しっかりと抱きしめる。
僕の胸板で、彼女の豊満すぎるバストが柔らかく押し潰され、あまりにも大きなボリュームのために、ふたりの身体の間からむにゅう、といやらしくはみ出す。

僕は撫でていた手がお尻に下がっていくのを感じた…いや、違う。

ナナミさんの身体が再び大きくなっているんだ…。

僕の身体が、ふわり、と宙に浮きあがる…僕の両足はもはや地面を離れていた。
キスが終わるころには、彼女は再び元の2mを超えるボディに戻っていた。

しかも、彼女はとんでもなく力が強くなっていた…僕をしっかりと抱きかかえている。

片腕を太ももに回すと、僕を軽々とリフティングし、ちょうど腰の辺りを肩の上にまで差し上げた。
空いている手で僕のジーンズを下着ごと引き下ろすと、キスのときから興奮しきって、ガチガチに強張り、いきり立った肉幹が剥き出しになり、へその上まで反り返り、すでに鈴口は先走りの汁でぬらぬらと光っていた。

「アハ…とってモ、おっきくナってマスネ…ナナミのキスの、セイ? それとも、ナナミのおっきな、おっきな、カラダのセイカシラ? …ンフフ」

彼女はくすくすといたずらっぽく笑うと、僕の勃起しきったモノを根元まで飲み込み、ねっとりと舌を絡めておしゃぶりを始める。

彼女は両手で僕の腰骨をがっしりと押さえ、そのまま両腕を前後にゆっくりとピストンし、時折ぐるぐると回転させたりする…僕はあっという間に射精してしまうが、彼女の動きはぜんぜん止まらない…。
休む間もなく何度も白い粘液を口の中に吐き出すと、僕は彼女の頭に身体を預け、ぐったりしてしまう…。

いつの間にかナナミさんは僕を前と後が逆になった状態で肩車しているみたいな格好になっていた。ナナミさんは荒く息をする僕の背中を優しくなでてくれる。

呼吸が落ち着くと、ナナミさんは僕を地面に仰向けに寝かせ、着ているものを勢いよくはぎ取ったかと思うと、僕の股間を跨いで四つんばいになる。

「今度ハ、おっきなアナタのを、おっきなナナミのが…ネ…」

そう囁くと、ナナミさんは柔らかくなった僕のモノをそのデッカイおっぱいの深い谷間に挟み込む…。

両手でその大きすぎる膨らみを押さえ込み、むにゅむにゅと刺激を与えると、僕のはあっという間に復活し、ぐんぐん膨張していく…。
ナナミさんのおっぱいミルクのおかげか、僕の漲りは、普段よりも二回りは大きくなっていた。
最初、むくむくと伸び上がっていった肉茎は、谷間から先端を飛び出させていた。が、それもほんの一瞬で、みるみるうちにその深い肉房の中に埋まっていく…勃起していくのに合わせて、彼女のオッパイが、いや彼女のボディそのものが、どんどん大きくなっていってるんだ!

とうとう、ナナミさんは身長4m50cm、バストサイズはなんと2m70cmにもなり、とんでもない大きさになっていた僕の剛直棒も、身体ごと彼女の凄まじい膨らみの谷間の中にすっぽりと包み込まれてしまう。

彼女は、その深い肉房の渓谷の中で、びく、びく、と脈打つ肉棒を思うままに玩び、僕はイってしまいそうになるのを必死で堪えた。
しばらくそうした後、ナナミさんは赤黒く腫れ上がった雁首を長い手指でやわやわと揉みながら、その真上でゆっくりと立て膝の姿勢を取る。

ぱんぱんにはち切れそうな僕の肉茎の先端が、熱くぬるぬるとした感触に包まれたかと思うと、あっという間に根元まで彼女の中に飲み込まれていく。
そしてナナミさんは、ゆっくりとしたリズムで、大きく、深く腰をストロークさせていく。
…それも最初のうちだけで、そのペースは、じょじょに早くなっていった。

「ンッ………ンン……ンッ…ンッ、ンッ、ン、ン、アアっ、アン、ア、ン、ン…」

股間を芯にして、すさまじい快感が僕の全身を駆けめぐる…ナナミさんも、上下左右に暴れそうになるどでかいオッパイを両手で押さえ込み、揉みしだきながら、甘い声を上げ続ける。
腰のストロークがさらに早まり、押さえきれない豊満な爆乳が、僕の頭上でばるぅん、ぶるぅん、ぶるんと大きく揺さぶられる。

…裏筋の辺りに痺れが走り、陰嚢が引きつる…僕はもう、すぐにもイってしまいそうだ……

「あッ、ナ、ナナミも…い、イきそう…あッ、アン、アン、ア、ア、アア…アアアン…アアアアアアアア〜っ!」

僕のがナナミさんの中でさらに膨れ上がり、濁流が裏筋を駆け上がり…同時に、ナナミさんの蜜襞がくくくんっ! と引きつれ、僕のを締め付けて…

僕たちは、まったく同じタイミングで、頂点に、達していく…。

ナナミさんのバストの先から、おっぱいミルクの奔流が激しくほとばしる…
彼女は左の膨らみを持ち上げ、僕の口に近づけてくる。両手でつかんでも、その凄まじいボリュームは到底つかみきれない…。
くすり、と微笑むと、ナナミさんは、覚束ない手つきで巨大な塊を持て余す僕の両手を包み込むように支え、つん!と飛び出し、ぴゅ、ぴゅ、と甘いミルクを噴き出している乳首を僕の口に含ませてくれる…

柔らかく、それでいて弾力たっぷりのミルク味の肉芽が口いっぱいに広がる…
思い切り吸い付き、舌でしゃぶっていくと、ナナミさんは心地よさに色っぽい声を上げる。
ナナミさんは両腕で僕を抱きかかえると、床に座り、僕を膝の上にのせてくれる…
そして彼女は…赤ちゃんを抱いたおかあさんのように、僕におっぱいを飲ませはじめる…

しゃぶりつくたびに口の中に溢れる、甘くて暖かい、濃厚なミルク…
僕は夢中になって吸い付いていく…まるで、本当の赤ん坊になったように…

お腹一杯になると、僕は自然とまぶたが重くなり…その大きな胸の膨らみに頭をあずけ、
腕の中でうと、うと、し始める…。

ナナミさんは、文字通りおっぱいを飲ませた赤ちゃんにするように、
僕の背中を、その大きな手で優しくさすって…


…僕は、甘い香りに包まれ、穏やかな眠りに落ちていく…





目が覚めると、僕は手をつかまれて、ひょい、と持ち上げられた。

「よく眠れたみたいね、武史くん…」

杏子さんだった。…白いブラウスに黒のミニスカート。スカートに合わせて黒い靴を履いていた。
そして…なんだか、意地の悪い笑みを浮かべている…。

「きょ、杏子さん!」 彼女の方が、ナナミさんよりもやることは怖いんだよな…

杏子さんは、僕の顔をじい〜っと見つめてくる。

「どうやら、もう掃除は終わったみたいね…。上出来、上出来。」

ふと僕は、自分がグローイング・バーのスーツを着ていることに気づく…いつの間に?
「え…い、いつ…」 言い終わる前に、彼女が僕の言葉を遮る。
「あらあら…武史くん、さっすがぁ! 今からもっと働きたい、ってわけね?!」

杏子さんは、ぺろん、と舌なめずりすると、その後ろからヴァネッサさんがやってくる。…彼女も杏子さんと同じものを着て、杏子さんと同じ笑みを浮かべていた。

僕はいや〜な予感がした。と、ヴァネッサさんのブラウスのボタンが、ポン! ポン!と1つずつ弾け、大きく膨らんだおっぱいがその束縛から解き放たれ、ぼぃぃん!と飛び出す。

杏子さんが握っていた僕の手を話すと、すとん、と足の裏に床の感触。下を見ると、僕の足元にボタンが何個も落ちてくる…そればかりか、隣に立つ杏子さんの靴が見る間に引き裂かれ、素足が丸見えになる。

上の方で、びりりりい〜っ、という布の破ける音がいくつも聞こえた。…見上げると、ぐんぐん膨張していく豊満な双つの乳房のせいで、彼女の表情はすっかり隠れてしまっていた。

僕は思わず後ずさる…と、ぼょょん、と何か柔らかなものにぶつかり、はじかれた。
振り向いて驚いた。ヴァネッサさんの着ているものはすっかりびりびりに千切れてしまっていた。
引き締まり、くっきりと筋の浮かぶ腹筋。そして彼女のスカートも限界まで引き延ばされ、次の瞬間、鋭い音を立てて縫い目から千切れ、そこから見える黒のショーツにも裂け目が走る。

…見る間にふたりとも丸裸になってしまい、同じようなペースで巨大化していく。
彼女たちのオッパイは、さっきよりもさらに大きくなり、2m60cmを超え、胸板から少なくとも1m近く隆起していた。

…ようやく成長が止まると、ふたりとも身長は5mにまで達していた…

と、ふたりは悪意たっぷりの笑みを浮かべた…そして杏子さんは僕を片手でつかみ上げると、腕を組んでさらにその途方もない大きさの膨らみを盛り上げると、その深い谷間に僕を押し込む。
…そうして、ぺろん、と舌なめずりをしたのだ。

…ああ、僕はもう彼女の餌食だ。そう、思ったとき。

突然、僕の背中全体に、ふっくらとした圧力を感じた。…ヴァネッサ…さん?

振り向くと、頬を上気させた彼女は、杏子さんを強く抱きしめ、その豊満すぎる膨らみに自分のをぎゅうっと押しつけていた。
僕はふたりの途方もなく巨大な胸の、砲弾のような膨らみの間に閉じ込められてしまったのだ…

「あのう…今度はワタシの方が先だと思うんですけど。先輩…」
 ヴァネッサさん、新入りという立場をうまく主張してくる。
「それもそうだね…ごめん、あわてちゃってて。」
「ありがとう、 先輩!」 ヴァネッサさんはにっこり。

逞しい腕が僕の胴体をつかんでくるのを感じたかと思うと、すごい勢いで持ち上げられ、僕の身体はあっという間にヴァネッサさんのたっぷりとした褐色のバストの谷間に押し込まれる。

見上げると、瞳の中に欲望が充ち満ちている彼女の顔があった…まるで蛇に睨まれた蛙のように、僕はまったく身動きがとれない。

「ね、早くシたほうがいいわよ、ヴァネッサちゃん…やらなくちゃいけない仕事は、たくさんあるからね…」
杏子さんが焦れた声をかけてくる。
もしかして…彼女、僕のことをヴァネッサさんに渡しちゃって、がっかり、してるのか?

でも、ヴァネッサさんはお構いなしにじぃっと僕の眼を見つめながら、一言つぶやくだけだ。
「OK、先輩…」

彼女の大きな唇が迫り、僕の顔全体にキスを浴びせる…その刺激で僕の身体は素早く反応する。

肉筒に血液が集中したかと思うと、勢いよく跳ね上がる。まるで映画の特撮シーンのように股間が盛り上がっていき、スーツのジッパーが弾けるのを感じ、彼女の豊満な乳肉の中で、生地が縫い目から裂け始めた音がする。
見る間に巨大になっていく剛茎は、トランクスをも引き千切り、とうとうその先端が、ヴァネッサさんの深い柔乳の谷間から顔を覗かせる。

赤黒く膨張したその鈴口を、彼女は嬉しそうに突き、さらに雁首まではみ出してくると、おいしそうにおしゃぶりを始める。
…彼女の舌の動きは絶妙で、なんとも言えない快感が全身に広がっていく。

その豊満すぎるバストの特大房ごと口元へ持ち上げ、今や亀頭から3分の1ほどが見えるようになった剛直棒にキスを浴びせ、舐めしゃぶり、舌でつつき回す。
そして彼女は、ガチガチに強張ったそれをつかんで持ち上げると、僕を床に下ろし、仰向けに寝かせた。

大きく両脚を開き、そそり立ち脈動する巨大棍棒に、ヴァネッサさんの巨体がゆっくりと降りてきて…愛液で潤んだ繁みの中に、その極太竿が飲み込まれていく…。
ふと、顔を上げて見ても、僕から見えるのは彼女の褐色の超巨大乳房だけだった…あまりにもとんでもない大きさに成長したので、そこからでは彼女の顔なんて、まったく見えない…。

にゅるんっ…あっさりと根元まで入った僕のモノを、熱くうねる肉襞が、ぶつぶつと粟立ち、柔らかく締め付けてくる…しびれるような快感が全身を駆けめぐる…。
ふと周りを見渡すと、杏子さんがヴァネッサの途方もない肉房の先にそそり立つ乳首に吸引カップを取り付けていた。

「さ、用意はいい? ヴァネッサちゃん?」

彼女はこくん、とうなづく。 杏子さんが搾乳機のスイッチを入れた。

次の瞬間、ヴァネッサさんは呻き声を上げ、腰をストロークさせ始める。
その動きはどんどん速くなり、時折すさまじいうねりが僕の肉幹に襲いかかってくる。
ざわめき、粒立つその肉襞の激しすぎる攻撃に、僕はいつまで耐えられるんだろう…
腰をグラインドさせながら、上半身を倒すヴァネッサさん…すると、頭全体が豊満すぎるバストの谷間に埋もれてしまい、彼女の声さえ、特大乳房の脂肪の厚みでかすかにしか聞こえなくなる。

顔にかかる重みがさらに増し、僕はそれがさらに大きく膨張し始めたのを感じた。

彼女は両手で僕の尻肉をつかみ、軽々と持ち上げると、身体を丸めて僕をすっぽりとその途方もない大きさに成長する乳肉に埋め込んだまま、両腕を曲げ伸ばしすることでさらに素早いストロークを繰り出していく。

僕はだんだん息が苦しくなってくる…なんとかしようと、その房を持ち上げてみるが、あまりにも大きくなったため、僕はその間で肩に力を込め、どうにか隙間を作るのがやっとだった。

尻肉をつかんだ指の先が割れ目を弄りだし、股間への凄まじい刺激と合体して僕を責め立てる…もう、我慢の限界だった。

「んっ、んっ、ん…あ、い、いく…ん、あん、あん、あ…あ…あああ、あああんんんっっっっ!」

彼女の中で、僕の肉茎が引きつるのと、襞が激しく収縮するのが同時に起こる。

彼女の身体がぶるぶると強烈に痙攣し、彼女の悲鳴は長々と続き、最後にはひゅーひゅーという呼吸音がするだけになる。

吸引カップの中は真っ白に染まり、それに続くパイプが大きく脈動しながらオッパイミルクを吸い上げていく。それに合わせ、ヴァネッサさんの身体全体も徐々に小さくなっていく。しかし彼女のオッパイは2m60cmものサイズに戻っただけだった。
ようやく彼女も動けるようになり、僕をそっと地面に下ろしてくれる。
身体中汗まみれになりながら、彼女はゆっくりと立ち上がり、吸引カップを胸から取り外した。

「…ふう。すごかった…。今度は、先輩の番だ。」

僕は杏子さんを見つめた。彼女は静かに待っていたが、僕に近づいてくると、耳元でこう囁く。

「…まだ、あたしとシちゃえる体力、残ってるかしら? んふふ…」

びんびんにしこり立った右の乳首を僕に含ませる。軽くおしゃぶりしただけで、もうおっぱいミルクの甘い液体が口の中に広がり、喉を下っていく。

そのミルクの不思議な力のおかげだろうか…身体の中に力が漲り、小さくなった股間が再びむくむくと頭をもたげてくる…

「うふ…いい子ね…」

彼女は僕を持ち上げると、すぐさま勃起しきった肉茎をヴァギナに突き立てる。
ヴァネッサさんと同じように、いや、それよりもさらに、杏子さんのおっぱいは信じられないくらい大きく膨らんでいた…。


…それから、僕は2時間もの間、杏子さんとヴァネッサさんに代わる代わる‘犯され’続けた。

へとへとになった頃、ふたりのおっぱいミルクで搾乳タンクが一杯になり、ようやく僕は解放された。
…また、部屋の掃除をしなくちゃ…。

満足しきった杏子さんとヴァネッサさんが部屋を出て行くと、入れ替わるようにナナミさんが僕のところにやってきた。

「…フフ…ドウ? 武史クン…」
「あ、あれ…な、ナナミさん?!」

ナナミさんの肌が健康的な褐色に染まっていた。まるでヴァネッサさんみたいだ…

「ソウ、これ、たぶんヴァネッサちゃんのおっぱいミルクの作用デスネ。…日焼けしたみたいでショ?」
「は、はい、すごく、似合ってます、ナナミさん!」
…ナナミさんも、その新しい肌の色、気に入ってるみたいだ。
「杏子のミルクと混ぜちゃッテモ、イイですヨ。…ブレンド次第で、アナタのお肌モ、お好みノ色合いニ変えられマス。」

すると、ナナミさんのブラウンの肌が、じょじょに色濃くなったり、元に戻ったりと、思い通りに変わっていく。

「…どうカナ? へんカシラ、武史クン?」
「え…は、はい…その…ええと…」

彼女はくすくす笑い、「ウフフ…。アノネ、面白いノ…香奈恵さんネ、ヴァネッサと同じ沖縄生まれダカラ、そのままの色にするンですッテ。」
僕もこう付け加える。「じゃ、沙苗さんと香奈恵さん、簡単に見分けられるようになりますね!」

僕はそれまでヴァネッサさんはアメリカ生まれだと思いこんでいた…そうか、彼女、沖縄生まれなんだ…。

「アラ、びっくりシタ? 武史くん?」 ナナミさんが僕の顔をのぞき込んでくる。
「え、あ、ちょっとだけ、ですけど。」

ナナミさんが優しい笑みを浮かべる。僕は急に恥ずかしくなった。

「ど、どうかしました?」
「ウウン…でモ、今キミの態度、なんだかカオルみたいネ…。ウフフ…」
「えっ!!」
「違うノハ、キミをとっても優秀ナ実験台になるカモ、って考えてるトコロ、カナ?」
僕はため息をつく…カオルさんにとっては、誰だって実験台だ、って言われても驚かないなぁ…。

「武史せんぱい。」
「あ、ティナさん…」

ティナさんが僕たちのところに来る。彼女は、恵さんと同じ、ウエイトレスの衣装を着ている。

「せんぱい、私のことは‘ティナちゃん’って呼んでネ!」
「はい、ティナさん…」
「ああ、また‘さん’付けに戻ってル! ダメダメ! ここでは先輩なんだカラ、ティナちゃん、でもいいんですよ?」
「ううん…でも、それはちょっとやり過ぎかも…」
「じゃ、やっぱり‘ティナ’って呼び捨てでいいよ。ね?」

「そのユニフォーム、どうカシラ、ティナちゃん?」
「うん、すごくいいワ、ありがと、ナナミさん。」

ナナミさんはティナの答えにとってもうれしそうだ。
「じゃア、ここはお願いシマス、ネ。」 「はい!」 笑顔のナナミさんに、僕たちはふたり声を合わせて返事をする。

ナナミさん、今日はとってもご機嫌みたいだ…よかった。

彼女もティナも僕に優しくて親切だし、ヴァネッサさんだって、まだクールに振る舞ってるとしても、おっぱいミルクを出すのを手伝った後からは、前よりは当たりは柔らかくなってるし…ね。

「借りができちゃったな。」 玲二はそんな風に感謝してくれた。

店には、肌の色を変えようとするお客さんがたくさん訪れ、新しいミルクセーキを楽しんでいくようになった。
僕の仕事も、杏子さんだけじゃなくてヴァネッサさんも増えて、少し(?)ハードになったけど。

まぁ不思議な仕事だけど、辞める気になんかちっともならない。…いつまでも、続けていきたいなぁ…。

…そんなことを、ぼんやり考えていたら、ナナミさんの視線に気が付く。にっこり微笑む彼女に、僕はなぜか顔が真っ赤にのぼせる。

「…しっかリ働いテクダサイ。ネ、タ・ケ・シ クン!」

  チュ! …人差し指に乗って、ナナミさんの投げキッス。




[次回予告]

さてさて、やっと戻って参りました。
あら、帰ってきちゃったのね…
ああ…杏子さん。あなたの大好きなナレーターがいなくて寂しかったでしょう?
いーえ。
えっ? 何ですって?
だって、とってもいろんなことが起きたから、あなたがいなくても、ちっとも寂しくなんてなかったわよ。
あああ! なんてことだ! どうしてこんなことに?
たぶんね、作者さんはあなた無しでも、お話、続けられるんじゃないのかなぁ。
そ、そんなこと、言わないで下さいよ〜!
ぷっ! だってそうなんだもん。
わ、分かりました。 もしそうならば、おみやげは無し、にいたしましょう。
え? なにその‘おみやげ’って?
ふふふ…。あっという間に態度が変わりましたねぇ。
なになに? あたしにおみやげ、くれるの? …ああん、ナレーターさぁん、あなたがいなくて、と〜っても、寂しかったわぁん…
もう、遅いですねェ…
ちょ、ちょっと待った!
もう、あなたにはあげません!
わ、わ、わかった分かった! 
…なーんて言ってるうちに、ナレーターさんの後ろに、ふとっちょの牛さんが突進してきました。
自分勝手なカオルが、次回の主人公になりそうです、と言っておきましょう。
あなたがお持ちのギモンには、全てお答えできそうです。

さあ、次回「マッドサイエンティスト・カオル」をお楽しみに〜!




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