おおきなひと。まんが−ろくのつづき? ぶん。

<<< 世界・巨大化コンテスト! >>>

■□■  Clayさんから、つづきをいただきました。 Supernautさん、Satsuroさんへ。 ■□■
■□■  Continued by Clay 2003. Dedicated to Supernaut & Satsuro ■□■

■□■ Excuse me, This is Japanese, and Poor English. ( translated by WarzWars ) ■□■



キノアが大きく、大きくなって、他の誰よりも巨大な身体に成長しているとき、ヤイザは太平洋を泳ぎ、ハワイにある「巨大化コンテスト」の会場になっている島へ急いでいた。もう参加締め切りの時間はとっくに過ぎていた。(いけない、遅刻だわ…) ヤイザはあせっていた。

しかし、島が見え、海が浅瀬になってきたので、ヤイザは、膝をついて、脚をなるべく垂直に持ち上げながら、ゆっくり、ゆっくりと歩を進めていった。そうしないと、津波のような高波が立ち、島の人たちにたいへんな迷惑がかかる…ヤイザは過去の失敗をくりかえすつもりはなかった。

ヤイザは、ようやくコンテスト会場であるはずの、島の浜辺に着いた。と、そこに小さなかわいい少女が立っていた。ほかに誰も見あたらない。ヤイザはその少女を見て、少し安心した。

(あら、ちっちゃな女の子しかいないの? …きっとコンテストの観客の一人よね。ラッキー! もしかして〜どうしてかわからないけれど〜まだコンテストは始まってないのかも!)

ヤイザはキノアに声をかけてみた。  「あの、すいません…かわいい、お嬢さん?」



キノアは賞品の金の摩天楼を軽々と持ち上げ、その使い道を考えているときのことだった。…ふっ、と日差しが陰り、まわりのビルよりもはるかに大きくなった自分の身体がその陰にかんたんに隠れてしまったことに気づいた。すると、彼女のはるか上から、女性の声が聞こえてくる。

「あの、すいません・・・かわいい、お嬢さん?」

キノアがその声のするほうに振り向くと、最初に見えたのは、彼女を包みこめそうなほど巨大な白い布とそのまわりに見えるすべすべした肌のようなものだった。…しばらくして、キノアは、それがすさまじい大きさのバストの片側と、白い布がビキニのブラジャーだということに気がついた。…そして、おそるおそる上を見てみると…

キノアは信じられない光景を目の当たりにした! 自分よりはるかに巨大な女性が、なんと目の前にいるのだ! しかも、ひざをついていても自分より5〜6倍は大きい! しかもその巨大すぎるバストの大きさは…いったいどれくらいの大きさなのか? キノアは今までにこんなに大きなオッパイを見たことはなかった!

その超巨大な女性は、キノアにやさしく話しかけてきた。…まるで自分が、6歳か7歳の少女のように思えた。

「GTSコンテストの会場って、どこでしょうか? もし知っていたら、教えてくれないかしら? たぶん、まだ始まってないと思うんですけど…」

キノアは、落ち着きを取り戻し、なんとか答える。

「ええと、その…ここが、その、コンテストの会場だったんですけど…」
「え? “会場だった”っていうのは・・・もしかして、コンテストって、もう終わっちゃったの?」
「は、はい、ついさっき…」
「ほんとに? ・・・でも、参加した人も、もういなくなっちゃったの? どこにも見あたらないみたいだけど・・・」
「あぅぅ…あの〜、あなたには見えないんでしょうけど、みんな今ここにいるんです〜! 参加者全員、今この浜辺にいますよ! ただ、あなたの大きな胸の下になっちゃってて、見えないんでしょうけど…」

ヤイザは、そのすさまじい山脈のような大きさのバストごしに浜辺を見下ろした。…が、どうやっても、小さなかわいいビキニ姿の少女しか目に入らなかった。…超巨大な、グラマーすぎるボディと、それ以上にものすごい発達を遂げたバストに遮られ、ほかの“ちっぱけな”女性たちは、ヤイザには見えなかったのだ…

(しかも、彼女は、ちょっと近眼だった…)


ヤイザは、豊満すぎるバストの深い谷間越しに、その少女に話しかけた。

「・・・あら、ごめんなさい、わたし、アナタの言ってることが、よくわからないわ・・・“参加者”っていうのが、わたしには見えないんだけど・・・。
しょうがない。コンテストは終わっちゃったのね。残念・・・あの、優勝したのはだれなのかしら?」

「あのぅ、アタシなんです。アタシ、キノア。優勝しました…」
「あなたが? キノアさん?」 ヤイザはあくまでも静かに、優しく話しかけている。
「はい、アタシが。ついさっき、優勝に決まったんですけど…」 しかし、キノアのほうは、ヤイザのものすごい大きさに、つい口調がていねいになってしまう。

ヤイザは、しばらく考え込んでいた。豊満な乳房を持ち上げるようにして腕を組むと、巨大さに似合わない柔らかさで、その2つの巨大な房が、ゆっさり、ゆっさりと揺さぶられ、照りつける日差しに暖められた空気が、ヤイザの巨大なボディ全体の陰で冷やされた空気と混じり、風となってキノアに吹きつけてきた。

(・・・う〜ん。このちっちゃな女の子が優勝者? ウソみたい。だけど・・・こんな女の子がウソをつくとは思えないし・・・そうか! もしかして・・・)

ヤイザはキノアのほうに屈みこむと、やさしくキノアにたずねる。

「あのう、キノアさん、あなた、コンテストが終わったから、元の大きさに戻ったんでしょう?」
「・・・・え?」
「そうですよね、わかりました。・・・あの、キノアさん、すいませんけれど・・・もう一度、大きくなってみてもらえませんか? そして、わたしも大きくなって、あなたと大きさを比べてみたいんですけど・・・」
「・・・はい?」
「わたし、まだ全然大きくなっていないから・・・。あのう、ほんとにお願いします! 大きくなって、あなたと比べてみたいんです!」


ヤイザがさらりと言ってのけたことに、キノアはびっくりした…「まだ、全然大きくなってない」だって?

「・・遅れてきて失礼なことはわかってますけど、なんとか、わたしのわがままにつきあってくれませんか? ・・・たぶんわたし、負けるかもしれないけど・・・

ヤイザはまだ話し続けていたが、キノアはもうほとんど聞いていなかった。…いっしょうけんめいヤイザが話せば話すほど、目の前にある塊は、大きなゼリーのように、ぶるるん、ぶるんと大きく揺れ動いている…キノアは、ただ、なにも言わず、それを見上げているだけだった。

「・・・そうか、もう疲れちゃったのね。・・・そう、大きくなるのにはものすごく体力を使いますものね。・・・じゃあ、わたしがまず大きくなってみます。見ててくださいね。
できるだけ、がんばります! もしも、大きくなったわたしがコンテストのときのあなたより小さかったら、わたしのわがままにつきあってくれたことに、心からおわびしますから・・・」


ようやく、我に返ったキノアは、コンテストのときに自分がしたことに気づいて、あわててヤイザを止めようと声を上げた。

「あぁ、違うの! もういいの! アタシはこれでじゅうぶん大きい…」

が、キノアの声は小さすぎて、ヤイザは彼女が何を言っているのかもう聞こえなかった…。

「・・・でも、大きくなったときの私がまるであなたの相手にならなくても・・ちっちゃいからっていうだけで、わたしを軽蔑しないでくださいね・・・じゃ、大きくなってみますね! 見て!」

ヤイザは言い終わらないうちに、どんどん大きくなりはじめた。

キノアはもちろん、ほかの参加者、そして会場にいた2000人を越える観客たちも、ヤイザがぐんぐん大きくなり、そのすさまじいバストがみるみる膨らんでいくのを、呆然と見上げていた。

「ちがう! 違うの! もうアタシは精一杯大きくなってるの! もうこれ以上大きくなれないわ! お願い! ヤイザさ〜ん! 大きくなるのをやめて〜! あなたが世界一大きな女性だから、お・願・い〜! もう大きくならなくていいから〜!」

…しかし、ヤイザにはもうキノアの叫びは耳に入らなくなっていた…。ヤイザはすでにコンテスト会場になっていた島よりも大きく、大きく成長していた。その巨大なボディ、とりわけ大きくなっていく超巨大な乳房は、もはや片方だけで島全体を覆い尽くし、暗い陰を落としていた。

彼女の視点はハワイ諸島をはるかに望む位置に達しつつあった…しかも彼女は、大きくなるとちゅうで、近くの海の中に座りこんでしまっていた。…もし、彼女が立ち上がったら、いったいどのくらいの大きさになるのだろう?

…それは、ヤイザにさえ、わからない…


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