<ほんあんです>+ようやく+そうさくいり。

【バスに、乗ると】 ( げんさく:は、某外国の方です。 )


 その11 



目覚めると、11時になっていた。

うとうと…とまどろみながら隣にその巨大な肢体を横たえる、アミ=ビッガーズのサイズを、私は思い出していた…。

身長7フィート10インチ(239cm)、体重は529ポンド(240kg)。
太ももは周囲63インチ(160cm)、ふくらはぎは33インチ(83cm)もの太さがあった。

その女神のようなボディのスリーサイズは…ヒップ78インチ(198cm)、ウエスト36インチ(91cm)。

そして、アンダーバスト48インチ(121cm)、トップは90インチ(228cm)…信じられない巨大さだ。
その先にぷっくり膨らむ乳輪は、直径8インチ(20cm)もあったのだ…。

「ん…んん…。ふわぁぁんん…。」

アミは無邪気に大きなあくびをした。目の前で、豊満な彼女のバストがぶるるぅぅんん…と巨大なババロアのように揺さぶられる。
昨夜の、私を求めてくる淫靡な微笑みとは打って変わった、可愛らしい表情に、私は思わずにこにこと微笑み、彼女を見上げた。

「…あ、あら、おはようございます…。」  私に気づいたアミの顔が、かあっと真っ赤に染まる。

「おはよう、アミ。私を誘惑するときもじゅうぶん過ぎるほど美しいけれど、寝起きの素直なきみにも、私はどきどきしてしまうよ。」

その言葉に、さらにもじもじしてしまう、アミ。…なんて、可愛いんだろう!

「あ、あの…いま、な、何時ですか?」
「もう11時になってしまったよ。…さあ、朝食はどうしたら、いいのかな?」

ようやくベッドから身を起こすと、私は脱ぎ捨てたものを身に着け始める。
彼女は部屋に置いてある服に着替えようとしているようだ…試しに、私は彼女に頼んでみることにした。

「そうだ…ショートパンツとTシャツはあるのかな? 
…オフタイムの、きみの素晴らしいボディを、もっと楽しみたいんだけど、どうかな?」

すると、彼女の顔はトマトのように真っ赤に染まる…。

「…ああ…わたし、あの…ラフな格好ですと、どんなものを着たとしても、
 わたしのこの身体は、とても人前から隠す事なんて…
 とうてい、できっこ、ありません…は、恥ずかしくて…。

 だから、わたし…深夜のバスの仕事をすることにしたんです…。
 これなら、皆さんすぐに眠りに就いてしまいますから、わたしのことに気が付きにくいし…。
 そ、それでも、わたし…身体をできるだけ隠せる、フォーマルな服を着て…。
 でも…。あれだけ夜更けですと…わたし、なぜだか、少し大胆になってしまうみたい…
 眠ってる方にキスをしてみたり、手を取ってこのおっきなおっぱいにいたずらしてもらったり…。
 でも、眼を覚ました方は、全部、わたしから離れていくだけ…。

 だから…
 あなたのような方は…はじめてでした。わたしのことを、こんなに…気持ちよくしてくださったのは…。

 でも…。他の方は、やっぱり別。…お誉めの言葉はありがたいんです…けど、そんなこと…とっても、は…恥ずかしい…です」

「いや、それは違うと思うよ…。」 

私は冗談めかした調子を止め、彼女の瞳をじっと見上げ、話し始めた。

「ねぇ、アミ…聞いてくれないか? 
 どんなものを着たって、きみはどんなに美しく、魅力的なことか…。
 きみはまだ、自分のすばらしさに気が付いていないだけだ。
…私が保証するよ、きみはその素敵なボディに、自信を持っていいんだ。
 だって、昨日から私はもうすっかり参ってしまっている。
 きみのような女性は、夢でしか見たことがなかった…でも、今はきみがいる。
…周りの人たちだって、ただ、きみのそんな魅力に、完璧にノックアウトされているだけだなんだよ。
…私は、きみと一晩ずっと過ごさせてもらって…その魅力は本物だ、と心から思えるんだ。
 さあ…私を、信じて。」

沈黙。

彼女の瞳には、輝く滴が溢れていた。

「あ…ありがとうございます。…
 わたし、自分の、この大きすぎる身体に自信がなかった…
…いつも私を見たら、怖がるか、ほとんど無視をするか…。
 こんなにおっきな身体なのに、まるでそこにわたしがいないみたいに…
…そんなわたしを、こんな…こんなふうに誉めてくれた方は、初めてです…」

そう言うと、アミは身体を屈めると、私をその大きな膨らみに、きゅうっ、と抱きしめてくれる。
私は黙ったまま、思い切り背伸びをし、彼女の頭をゆっくりとなでていた…。
どれだけ、そうしていたのだろうか。

私の身体を放すと、彼女はいたずらっぽくウインクし、バスルームに入っていく。




しばらくして、かちり、とロックの外れる音が聞こえた…

身体を大きく屈め、そのとてつもない胸の膨らみと広大なヒップを、ぎゅう、ぎゅう、とドアフレームと押し合いながら、
アミの巨大すぎるボディがバスルームから出てくる。

すばらしいプロポーションを、ごく短いショートパンツとちびTシャツが、ぴっちりと包み込んでいた。

…私の股間が、みるみるうちに激しく猛り狂い…ふらふらと、私は彼女のそばに近づいていく。

彼女は、くね、くね、と艶めかしく身体をくねらせている。…それは恥ずかしさのせいなのか、それとも、その小さすぎる衣装のためか。

ふつうなら、膝上までありそうなショートパンツが、ビキニショーツのように腰の周りに張り付いていた。
しかも、股の部分はまるでわざと裂いたように半分開いている…おそらく、あまりのボリュームに、前を閉じることができないのだろう。
デニムの生地が限界まで引っ張られ、広く空いた隙間から覗く真っ白なスキャンティが眼にまぶしい。

ふと気が付くと、ちびTシャツのすそに、小さなタグがついていた。

…そこには、服のサイズの最大値・XLの、はるか上を行く、7つもの"X"が並ぶLサイズの表示があった。
 私なら、楽に二人は入りそうだ…その上、頭から被せられたら、膝まで楽に隠れてしまいそうな、巨大サイズだ。

それほどの大きさにもかかわらず、彼女の豊満な乳房はTシャツの巨大なサイズの下から4分の1近くはみ出し、
押さえつけられている分、その反動で下乳がむりゅむりゅとこぼれ落ち、その生地を引き千切らんばかりに膨らんでいた。

おまけに、ノーブラのために、乳輪から乳首の辺りが、ぷっくりとした突起をTシャツの生地の上にはっきりと作り出している…

あれだけの精を彼女の中に吐きだしたのに…私の肉幹には、身体中の血液が漲り、今にもまた噴火しそうになってしまっていた…。

「…ど、どうでしょう?」
「なんて…すばらしい。なんて美しいんだ…やっぱり、私は間違っては、いなかったよ、アミ。」
「まだ、すごく、はずかしいんですけれど…あなたを、信じてます…」
「さあ、もう昼だ…外へ、なにか食べに行かないか?」




私たちは、手を取り合い、彼女の叔母の店に向かっていた。

きゅ、きゅ、きゅん…彼女のまるまるとした太ももが素肌を擦り合わせる音がかすかに聞こえる。
上を見上げると、重量感溢れる巨大な乳肉の激しい盛り上がりが、一歩踏み出すごとに、ぶるぅん、ぶるぅん、と大きく揺さぶられている。
…その光景に、激しく怒張した肉幹は、いつまでも私の股間を大きく、大きく盛り上げ、ズボンの中を痛いほどに引き攣れたようにしたままだった…。

通りを行く人々は、彼女の信じられないほどの巨体と、頭上はるか上で波打ち、
Tシャツをはじき飛ばさんばかりに大きく揺れ動く、もの凄い膨らみを、呆然と見送るばかり…

中には、20インチ(50cm)も前方に突き出した、上下左右に大きく振動する乳肉に見とれたままで、電柱に激突する男までいた。

…それを見て、恥ずかしそうにしていた彼女も、思わずくすくすと笑い出す。
「ほら、きみの魅力に、みんな心を奪われているんだ…もちろん、きみの虜になっているのは、私が一番だけどね。」

そう言うと、彼女は真っ赤になる…が、こくん、と私にうなづき、はにかみながらも、にっこりと微笑みかけてくれた。
その笑顔は、明るい陽ざしの中で美しく映えていた。


‘ビッガーズ・ダイナー’に入ったときには、もうピークは過ぎているようだった。
彼女の叔母から明るいウインクとともに出迎えられ、昨日の席に着く。

…思い思いに、メニューからおすすめの料理をたくさん選んでいった。

今までにないほどの量を、胃の中に押し込んだつもりだが…アミには完全なる惨敗を喫していた。

彼女が選んだのは、ダイナーズ特製‘木こりの朝食’セット。
卵5つ分のオムレツに、かりかりに焼いた山盛りのベーコン。千切りのじゃがいもを軽く揚げたハッシュブラウン。それにボウル一杯のハムサラダ。
パンケーキと狐色に焼けたトーストが5枚ずつ。トーストには、コク深いブラウンソースが、とろり、とかかっていた。

そのとんでもない量の料理を、途方もない大きさの双乳をふっくらとテーブルの上で押し潰しながら、目の前の巨大な女性は、いとも簡単に平らげていく。
…それを私は、天国にも登る気分でじっと見つめていた。

バスに乗ると、こんなに素晴らしい、アミのような女性に出会えるとは…そのことは、きっと、ずっと忘れられない思い出となるだろう。

そして…。

彼女が、もっとたくさん、私と一緒にいる時間を作ってくれるような気が、し始めていた。

それだけではなく、私とふたりだけになる空間が生まれ、そこを、アミの巨体がさらに大きく占めてくれそうな…そんな予感もまた、しているのだった…。


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