<ほんあんです>+ほとんど、そうさくにちかくなってきました…。
【お隣のちっちゃな妹】 ( げんさく:は、某外国の方です。 )
ローラの、教室で
…うきうき、どきどきしながら、ローラは学校に出かけた。
もう、ジップロックに入れた冷凍血液を、スティーブに渡して、4日。彼はきのう「もう一息さ!」と明るく答えていた。
( 「お、女の子の、あの…。……その、メ…メンスのときの、…でも…いい?」 )
自分で言った言葉を思い出して、ちょっと顔が赤くなる。…でも、これで、スティーブが、大きくなれる薬を作ってくれる…。
( でも、どんなくすり、なのかな… 注射?痛いよね…苦い苦いドリンク?ううっ…でも、がまんしなきゃ、おっきくなれない…よね… )
そんなことを考えながら、教室に入るとすぐ、スティーブの姿を探す。
まだ、スティーブの席はからっぽだった。
「…?」
( あれれ? どうしたんだろ、スティーブ。 …たしか、今日は午前中から、3年生のクラスのはずだから、いつもならもう来て準備してるはず、なのに…。 )
そうひとりつぶやくと、ローラは自分の席で1時間目の準備をはじめる。
教室の前の方で、クラスでいちばんの体格をしたボブが、男の子の中でもちっちゃいジョイの筆入れを取り上げ、もてあそんでいた。…朝のいつものイベントだ。
スティーブには負けるが、ボブの身長は170cm、がっちりした体格の持ち主だ。両親ともにスポーツインストラクターという家庭に育ったボブは、体重65kgの大半は筋肉という、中学生になったばかりとは思えない体つきをしていた。
しかし、その身体は体育の時間以外、良い方にはあまり生かされず、もっぱら、150cm足らずのジョイをおもちゃにしてからかう、といったことにしか使われていなかった。
「ほら、とってみろよ、ジョイ?」
「ああ、返してくれよ! 先生が来ちゃうじゃないか…」
さいしょのうち、ボブは身体の周りでくる、くる、と長い両腕でパスワークしながら筆入れを回していて、それをジョイが、右に、左に、わたふたと追いかけているのを楽しんでいた。しばらくすると、今度は思い切り筆入れを頭上高くに持ち上げ、とってみな、とばかりに、ジョイを挑発する。
「ここまで届いたら、返してやるよ!」
「…はっ、や、…むっ、…むり…うんっ…」
あ〜あ、またやってる…。 ローラは、はやく先生が来て、このばかげた遊びが終わってくれるのを願った。
と、廊下が、いつになくざわめき始めていた。そのざわめきに混じって、ずし、ずし、とかすかに床が重たそうに振動している。…その揺れが、自分たちの教室の前で止まったのにローラは気づいた。
がちゃり。
ドアが開いて、だが、いつもなら東側を向いた廊下から差し込むはずの朝日が、遮られた。
次にドアから見えたのは、2つの大きな膨らみ。
ローラがびっくりしていると、ドアをくぐり抜けるようにして、大きな女性の身体が教室の中に入ってきた。身体を屈めたときの動作で、その大きな膨らみが、まるで別の生き物のように、ゆっさ、ゆっさと揺さぶられていた。
リナ、だった。
額から上が、ちょうどドアフレームから上に飛び出している…たしか190cm近くあったはず。それを、かるく上体を曲げてくぐり抜けたリナは、驚くべき身体を誇らしげにそそり立たせ、腰に手を当てて教室の中を見渡していた。
ローラも見たことのあるトレーナーは、おそらく兄のティムのものだ。はち切れんばかりの胸元にある学校のロゴが、その巨大なカーブに沿って大きく歪んでいる。胴体を包むはずの生地は、砲弾のように飛び出した特大乳に丈をとられてしまい、対照的にほっそりしたお腹とおへそが丸見えになっていた。
その2つの巨大な膨らみが前後に揺れているとき、ちょうどボブが、筆入れを精一杯持ち上げたままで、後ろ向きでその巨体が入ってきたドアの方に後ずさってきた。ボブの身体にまとわりつくように背伸びしているジョイもいっしょだ。
ボブの身体が、ドアの前にいる巨大な双乳に吸い込まれていく。軽く微笑むリナ。
「う、うわ…!」
「あら…。朝から、エッチなごあいさつね、ボブ?」
ぼうん…。ボブは持ち上げた両腕ごと、やわらかなクッションにつつまれていた…持ち上げた筆入れは、リナの顔に届くか、届かないか、のところにぶら下がっている。
その筆入れを、ひょい、とつまみ上げ、リナは、ぶつかったときの反動でボブから離れたジョイに微笑みかける。
「これ、ジョイの? …はい、返してあげる。 …また、ボブのおいた、ね」
巨大なバストの、ちょうど下の丸々とした輪郭の下辺あたりで、ジョイは呆然としたままリナの巨大なボディを見上げていた。自分よりふた周りも大きな手が差し出され、その上に、まるでままごとの道具のように見える自分の筆入れが、ちょこん、と載っていた。
「…あ、ありがとう…ござい…ます」 ジョイは、まるで年上のお姉さんにお礼を言うように、しゃべり、頭を下げたとたん、自分の席に駆け戻っていく。
「…むぐ…む…」
「あら、まだ、いたの…うふふ…そうだ、ボブ、あなたにはちょっとおしおきが、必要ね…」
そういうと、ぐいん、とかがみ込むリナ。そのとてつもない胸の谷間に押し込まれたボブの胴体がずり上がり、今度はちょうど腰の辺りをその深い渓谷に挟み込む状態になる。リナは右肩にボブを抱えあげ、彼の両方の尻肉を大きな手で掴み、そのまま、立ち上がった。
「…な、なにすんだ! お、下ろしてくれよ!」 リナの背中の方から、ボブの文句が聞こえる。
しかし、巨大な手が交互にその尻を音高くひっぱたくと、その不平の声が悲鳴に変わる…。
「…あら、こんなことするつもりじゃ、なかったのに…。じっとしてて…これからが、ほんとの、お・し・お・き…」
そう言うなり、リナは両肩でぐい、と自らの豊満な乳房を挟み込むと、がっちりつかんでいるボブの尻肉を激しく上下に揺さぶりはじめる。…その動きに合わせ、リナのすさまじいサイズの乳房も、ぶりゅん、ぶりゅん、と揺れ動いている。
リナはまるで担ぎ上げた丸太で筋トレをするようにボブの身体を上げ下げする。その妖艶な目つきは、ちょうど自分の胸の深い谷間に埋め込まれた、ボブの腰のあたりを見つめている。
心なしかリナの顔に赤みがさし、つややかな唇を舌の先がなめていく。腰を揺さぶる動きが一段と激しくなる。
…その光景を、教室のみんなが呆然と見つめる中、リナの背中ごしに、ボブのうめき声が聞こえてきた。
「り、りナ…や、やめ…や……あ…ああああ、あ…ううっ…く…くあっ!」
宙に浮いていたボブの両脚がつっぱったかと思うと、埋まった腰のあたりがびくん、びくん、と痙攣していた。…しばらくそれが続いた後、ボブの全身からぐったりと力が抜け、リナにしなだれかかる。
リナはかがみ込み、ボブを立たせると、豊満なバストの包囲から開放してやる。すると、ボブは顔を真っ赤にして、ズボンの前を押さえると、あわてて教室から駆けだしていく…。
その姿を、微笑みながら見送ると、リナはゆっくりと、最後尾にある自分の席に移動していった。
胸のあたりに、かすかに、栗の花のような香りを漂わせて…
(ス…スティーブ…ああ…どこにいるの?) 真後ろに、とてつもないボリュームを感じながら、ローラは、ただ祈るしかなかった…。