【おおきな、いとこ】  げんさく: 某外国の…。…やく。ご。と同じかた、です

その1



俺は、目の前にいる、今までに見たこともない凄い少女からまったく目を離せなくなっていた…。

…チャイムが鳴り、ドアを開けたとき、一瞬、目の前にあるものが何か、わからなかった。
それが、はち切れそうな腰まわりだとわかり、あわててドアのてっぺんを見る…しかし、扉の枠からは、ふつう見えるはずの人間の頭、らしきものは全く見えない。…そこにあるのは、白い布地の丸いオーバーハング。それが、廊下の窓から差し込む日光を遮っている。

俺はドアのてっぺんから視線を上へ...上へ...ずっと上へ上げていった。

信じられないくらい、戸口のはるか上に…かわいらしい、女の子の顔が見えた。
彼女は玄関のドアから1〜2m離れて立ち、その美しい紺色の瞳でじっと俺を見下ろしていた。

遠近法が、狂っているみたいだ…外開きのドアの大きさと、彼女の背景になっているアパートの廊下のサイズが、彼女の大きさと比べるとまるで広角レンズで覗いたように小さく見える…。

俺の頭は彼女のウエスト辺りまで届くのがやっと。ドアの高さは2メートル10…そこでようやく彼女の胸元半分くらいがやっと見えるくらいなのだ…

彼女の胸から顔までは、ドアの枠のさらに上?!…と、いうことは、彼女の身長は2メートル50センチ…以上??

だが、彼女のその途方もないサイズよりも、さらに俺の視線を虜にしたのは、ドアのちょうどてっぺん辺りにある、彼女の胸にそびえ立っている、その途方もない大きさの2つの肉の山だった。

最初に見えた白いオーバーハングは、彼女の着ていた薄手の白いブラウスだった。さいしょ、その中に、彼女はこっそりバスケットボールを〜いや、女性がダイエットに使うバランスボールほどに見えた〜2つ隠し持って運んでいるんじゃないか…俺にはそう見えた。

それで…俺のは…いとも簡単にビンビンに堅く勃起しはじめた。

「ザック...ザック...ってキミのこと?」  その体格にしては、ややハスキーな、かわいらしい声。

彼女は戸口に近づいてくる…と同時に、俺は自分のはるか頭上にあるその山脈のようなおっぱいからむりやり目を引き離し、首が痛くなるほど上を見上げ、その美しい顔を見つめた。
彼女は艶やかな赤い唇にためらいがちな笑みを浮かべていた。長い指先を、そのふっくらした下唇に軽く当てている。…ぞくぞくするほど、コケティッシュな容貌だ…

ごくり。つばを飲み込む。…彼女に聞こえるのでは? と思うほどの音が、俺ののどから聞こえた。

「あ...あぁ、ザックだよ。き..きみは...? まさか、もしかして、従妹のヘレン..かい? なんてこった....」

「えっと..あの..だ、だいじょぶ...かな? ...ていうのは、パティおばさんに相談したら、“あなた、居場所が決まるまで、とりあえず何日かなら、ザックのとこにでも居候すれば、いいわよ。”って言ってくれたんだけど...」

「あ、ああ...あ、そう、そうか..,いや、もちろんさ。つまりその、お袋は何も言ってなかったんで...ええと、俺はてっきり、あの、高校生だって思っていたんで...その、あ...いや、ど、どうぞ、中へ…」

俺はヘレンをもう少しよく見た。すると、彼女はさらに1〜2歩ドアから離れると、ドアをくぐり抜けようとする。
俺はどうやってヘレンがものすごくでかい身体をその戸口にくぐらせるのか、よくわからなかった。…ドアのてっぺんから下に見えるのは、その雄大にそびえる胸の下半分くらいでしかなく、顎はそれより少なくとも30センチは上。…おまけに、ヘレンのお尻は、ほとんどドアの幅と同じくらいあるというのに...

ヘレンは、膝を曲げ、腰を軽くひねると、優雅にドアに巨大な体を滑り込ませはじめた。

まず長い長い脚を先にして、横にひねった、そのはちきれんばかりのお尻が、中に入ってくる…。
その次が、すさまじい量感あふれるバスト。今度は正面から、その豊かな双房を両腕を使って左右からむっちりと押しつぶしながら、ドアをくぐり抜けてくる…。

ずいぶん慣れた動作だった…俺はそんなに巨大な人ができることだとは到底信じられなかった。

彼女の巨大すぎるボディの凄まじい重量感が、すっかりエントランスいっぱいに満ちあふれる。彼女をじっと見上げながら、俺は畏れと感動に立ちつくしていた。

なんてすごい…まるで、象の横に立っているときや、鯨のそばを並んで泳いでいるような感じだが、それにもかかわらず、まさに‘見上げるような’美しさを醸し出している……。

こんな綺麗な人への欲望とない交ぜになって、俺は畏れと恐怖を同時に感じていた。それは、すばらしく巨大な動物を愛する感覚、しかもその凄まじい大きさへの緊張と不安にも似ていた。
...ともだちにはなってみたい、でも、相手が途方もなく巨大だと、そばにいたときに自分があまりにもちっぽけで豆粒のようなか弱い存在だと思えるような...

ヘレンは俺を見下ろすと、にっこり微笑んだ。

「あ、そうか…こんにちは! えっと、あたし今15歳。まだ中学生なの。…で、おんなじような、ほかの馬鹿みたいな質問もさっさと済ませちゃって、はやく仲良くなったほうがいいよ、ね?
えっと...身長はぁ、今2メートル80センチ。で、体重は...はずかしいけど、隠したってわかっちゃいそうだから、言っとくね…288キロ。
もちろん、おっきすぎるんで靴は特注です。....それで…ここに来て、あたし的な気分としてはオッケー、って雰囲気。」

俺も答える。
「ええと...俺は今、25歳。身長180センチ、74キロ。その棚の上にあるのが、キミなら見えると思うけど、靴のサイズは8。キミのところからの眺めはすごくいいんだろうな…。
で、ひとつ言っておくけど、キミみたいに可愛くて美人で、おまけにこんな...ふつうのコとずいぶん違う人がいたら、さっきのは馬鹿な質問をしてるなんて、思わないけどな。」

しかし、ヘレンはまさに“馬鹿”みたいにでっかい身体をしていた。でもそれは、‘太っている’ということではない。それどころが...たくましい、というか、アウトドアタイプの、がっしりした筋肉の持ち主だった。
…まるでジェームズボンド映画の浜辺のシーンなんかにいそうなタイプだ...もし背丈がこの半分だったとしたら、だが。

彼女を見ていると、遠近感が狂ってきそうだ…。

ここの客間についている、特大サイズのバルコニーに出て、ヘレンがちゃんとまっすぐに立ち上がったら、俺の頭のてっぺんは、そのきれいに脹らんだふたつのおっぱいにやっと届くかどうか…それどころか、そのとんでもない膨らみを日よけにできるくらいだ。

もし、俺がこんな天井の高い客間のあるところに住んでなかったら、彼女はまるきり立ってなんかいられないはずだ…

…そうか、お袋もそれを知っていたから、ここを紹介したんだな…。

ヘレンの両脚に視線を落とす。…それは美しい形の筋肉の柱のようだ。
しかも、それがちょうど俺の背丈と同じぐらいある…。
愛らしい褐色の脚を包むタイトスカートは、パワフルな筋肉を包み込む、柔らかくすべすべした太股の半分も隠していなかった。

...そのうえ、あの“おっぱい”。

こんな…でっかいサイズのおっぱいがこの世にあるなんて...。俺は目の前の光景をすぐには信じられなかった。ほんとうに...ものすごい大きさなんだ!

俺も巨乳の女性はいくらでも見たことはある。が、こんなに...凄まじい大きさのおっぱいが現実に目の前にあって...おまけに、それが2メートル80センチもある少女の胸に、誇らしげにそびえ立っているなんて...しかも、それは“巨大”というしかない。…いや、“途方もない、膨大な大きさ”そのもの。

その2つの山脈は若々しく張りつめ、重力に逆らって胸の前に飛び出し、ブラウスの合わせ目をぱんぱんに脹らませ、今にもボタンを何個かはじきとばさんばかりに張り出していた。ブラウスの合わせからはもちろん、ぴちぴちに張り詰めたボタンホールからも、その瑞々しい素肌が丸見えになっていた。

少し身体を動かすだけで、ぶるっ、ぶるぅん、と弾む乳肉の膨大な山脈は、胸板からその先端までは、軽く6〜70センチはあるだろう…。

そのどでかいミルク色の膨らみが本物かどうか、頭上に手を伸ばし、巨大な、柔らかそうなメロンの房を、その片方だけでもつかんでみたい気持ちを、じっと押さえ込むだけで精一杯だ…。

だが彼女の腕や掌のサイズを一目見た瞬間、背伸びをしてそのとてつもなく巨大な房に手を伸ばし、つかみかかろうという誘惑なんてあっさりと食い止められた。
ヘレンのみっしり筋肉のついた上腕は俺の太もものおなじくらいの太さで、両腕の長さは俺の脚とほぼ同じ…そんな体に挑むのは…だれだって、躊躇するだろう…。

そう…どこをとっても、ヘレンは文字通り“巨大”だった。

彼女の巨大すぎるボディ…俺はその完璧な筋肉が作り出す身体に、ほんとうに魅せられてしまっていた。…おまけに、あの超豊満な、どデカいおっぱいといったら…!
…それさえ、俺の頭の遙か上にある。その巨大な姿に比べて、幼さが残るかわいい顔を見上げると、彼女はにっこりと微笑んで俺を見下ろしてくれていた…。

身長180センチの俺でさえ、彼女と軽く1メートルも差がある....彼女みたいなでっかい美少女から見たら、いったいどのくらい“ちびすけ”に見えるんだろう?

「あ、あの…ここに…いていい、のかな?」

彼女の声に、自分の妄想から現実に引き戻される…

「...あ、ああ、もちろんさ。」
「うふ…ザックって、すてき! あたしのママが、あなたのこと、すごく立派なひとよ、って言ってたけど...ほんとだ、ママの言うとおりね。どうもありがとう!」

“ママ”というのはレタおばさんのこと。俺の大好きな人だ…まったくその通り、好みの女性だ。

‘好み’というのは…俺は16歳のとき彼女からセックスの手ほどきを受けたからだ。それ以来会うたびに彼女は俺をファックするようになり、もっぱら俺のほうが全面的に協力する、というのが習慣になっていた。

その彼女が、でっかい身体のトラック運転手と結婚してた短期間のうちに、娘ができたことは知っていた。でも俺はそのコに…ヘレンに会ったこともなかったし、彼女についてなにも聞かされたことさえなかったのだが…。

レタおばさんも身長が2メートル10センチもあり、そのトラック野郎は2メートル近かった。だから、たぶん生まれた女の子もきっと大きくなるだろうとは思っていた。...しかし、こんなに大きいとは...

この少女のでっかさはとても信じがたい。それに…もし、ヘレンが彼女のママのような人だったら....たいへんな目に遭いそうな気がしてきた。

「ザック…ずっと、お兄さんだけど…ザックで、いいよね? よろしく…」

そう言うと、ヘレンは身体をかがめ、あいさつのキスをするかのように俺に両手を差し出してきた。
ばるるぅん、ぶるぅうん、と巨大な胸元が、差し出した両腕の間で大きくバウンドし…その膨らみが下を向き、ボタンを2〜3つはずしている(というか、止められそうにない)襟口から、ものすごい深さの谷間が丸見えになる…

その光景に、俺もどぎまぎして、さらにがちがちに漲っていく股間の猛りを感じながら、彼女の両肩に手を置こうと、頭上高く手を伸ばしてみる…すると…


<Graphs-Topへ>  <<もくじへ